AppleのiPhone、Q4世界スマートフォン市場でSamsungから首位奪還──Gartner調べ調査リポート

» 2015年03月04日 07時52分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Appleが2014年第4四半期(10〜12月)の世界スマートフォン市場で韓国Samsung Electronicsから首位を奪った。米調査会社Gartnerが3月3日(現地時間)に発表した調査結果で明らかになった。

 同四半期のAppleの販売台数は7483万台、Samsungは7303万台だった。

 Gartnerによると、AppleがSamsungを抜いたのは2011年第4四半期以来という。

 Appleは9月に発売した「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」が好調で、販売台数が前年同期の5022万台から49%増加し、一方のSamsungは8332万台から12%減少した。

 gartner AppleのiPhone 6/6 Plus

 Gartnerによると、Samsungは、ハイエンド市場はAppleに、新興国など向けのエントリー市場はHuaweiやXiaomiなどの中国勢に奪われ、2013年第3四半期からシェアを落とし続けている。

 メーカー別ランキングの3位は前期と変わらず中国Huaweiで、4位と5位は入れ替わり、4位が中国Lenovo、5位がXiaomiだった。Lenovoの販売台数には昨年10月に買収を完了したMotorola Mobilityの販売台数が含まれる。

 2014年第4四半期のスマートフォン全体の販売台数は29.9%増の3億6750万台だった。

2014年第4四半期のメーカー別世界スマートフォン販売トップ5(単位:千台)
順位 メーカー名 4Q14販売台数 4Q14市場シェア(%) 4Q13出荷台数 4Q13市場シェア(%)
1 Apple 74,832 20.4 50,224 17.8
2 Samsung 73,032 19.9 83,317 29.5
3 Lenovo* 24,300 6.6 16,465 5.8
4 Huawei 21,038 5.7 16,057 5.7
5 Xiaomi 18,582 5.1 5,598 2.0
その他 155,701.6 42.4 111,204.3 39.3
合計 367,484.5 100.0 282,866.2 100.0
(資料:Gartner、*Lenovoの販売台数には買収したMoborolaの販売台数を含む)

 2014年通年のスマートフォンの総販売台数は28.4%増の12億4000万台。携帯端末全体の3分の2を占めた。

 携帯端末全体の総販売台数は3.9%増の18億9000万台。日本は2.8%減だった。携帯端末のメーカー別販売台数ランキングでは、Samsungが1位、Appleが2位、Microsoftが3位だった。Xperiaシリーズを販売するソニーが10位に入っている。

2014年のメーカー別世界携帯端末販売トップ11(単位:千台)
順位 メーカー名 2014販売台数 2014市場シェア(%) 2013出荷台数 2013市場シェア(%)
1 Samsung 392,546 20.9 444,472 24.6
2 Apple 191,426 10.2 150,786 8.3
3 Microsoft 185,660 9.9 250,835 13.9
4 Lenovo* 84,029 4.5 66,463 3.7
5 LG Electronics 76,096 4.0 69,094 3.8
6 Huawei 70,499 3.8 53,296 2.9
7 TCL Communication 64,026 3.4 49,538 2.7
8 Xiaomi 56,529 3.0 13,423 0.7
9 ZTE 53,910 2.9 59,903 3.3
10 Sony 37,791 2.0 37,596 2.1
11 Micromax 37,094 2.0 25,431 1.4
その他 629,360 33.5 587,764 32.5
合計 1,878,968 100.0 1,808,600 100.0
(資料:Gartner、*Lenovoの販売台数には買収したMoborolaの販売台数を含む)

変更履歴:2014年通年の総販売台数が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。[2015/3/4 12:00]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月12日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  4. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  5. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  6. コレがたったの3630円――初代PlayStationを模したケース、セブン-イレブンなどで7月6日発売 (2026年06月11日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 動画配信「ABEMA」の障害復旧 約4時間17分にわたり視聴できず SNSに悲鳴【訂正】 (2026年06月10日)
  9. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  10. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー