MM総研、携帯電話契約数&月額利用料金・通信量に関する調査結果を発表――スマートフォン契約数は54.1%に

» 2015年06月12日 15時37分 公開
[ITmedia]

 MM総研は、独自に分析した市場データとユーザー調査から2015年3月末の携帯電話端末契約数と月額利用料金について調査し、6月11日に結果を発表した。

 これによると、2015年3月末のスマートフォン契約数は6850万件、フィーチャーフォン契約数は5801万件で、計1億2651万件。また、スマートフォン契約数比率は前年度比7.1ポイント増の54.1%となった。

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 主要4キャリアが2014年6月以降にスタートした新料金プランの加入状況について質問したところ、フィーチャーフォン利用者の加入率は11.3%、スマートフォン利用者の加入率は32.9%に。利用端末種類別の月額利用料金では、フィーチャーフォン利用者は2739円、スマートフォン利用者は6342円と、フィーチャーフォンはスマートフォンの43%と半額以下という結果が出た。

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 一方、MVNOのSIMカード利用者は音声通話サービス対応と非対応で分けて平均額を算出。音声通話対応は3379円、非対応は1199円で、スマートフォンの平均利用料金と比べると音声対応は53%と約半額、非対応は19%と約5分の1になることが分かった。

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 データ通信量でみると、前月のデータ通信容量の平均は3.53Gバイトで、中央値は2.3Gバイト。約61%が3Gバイト以下の通信量となっているが、スマートフォン利用者の63%が前月のデータ通信量について「わからない」と回答している点に留意する必要がある。

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 なお、ここでの携帯電話端末契約数はスマートフォン契約数とフィーチャーフォン契約数の合計(PHS、タブレット端末、データ通信カード、通信モジュールは含まない)で、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、ワイモバイルの4キャリアに加えてMVNO各社が提供するSIMロックフリー端末の契約数も含めている。

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