LTE対応で2万円以下のSIMフリースマホを紹介SIM通

» 2015年09月29日 06時00分 公開
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 格安スマホのラインアップが充実してきたことで、最近ではLTE対応の端末も安く買えるようになってきました。これによって価格メリットがありながら自由に選べる時代になったといえます。今回は、2015年4月以降に発売された端末で2万円以下の機種を紹介します。

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gooのスマホ 「g02」(ZTE Blade S Lite)

gooのスマホ 「g02」
OS Android 5.0
CPU クアッドコア 1.2GHz
RAM / ROM
外部メモリ
1GB / 8GB
micro SDHC(最大32GB)
サイズ / 重量 144×70.7×7.7mm
約132g
ディスプレイ 5インチ HD
(1280×720)
バッテリー容量 2,400mAh
対応LTE Band Band 1/3/19
SIMサイズ nanoSIMサイズ
カメラ メインカメラ:800万画素
インカメラ:500万画素
価格 20,000円

 「gooのスマホ」として今年の5月1日に発売された、「g02」を見ていきましょう。この機種はZTE製の「Blade S Lite」をカスタマイズしたモデルで、バッテリー容量の大きさと、カメラの画素数が高い点が特徴です。

 「gooのスマホ」の販売を手掛ける「goo Simseller」ではSIMカード(OCNモバイルONE)とのセット販売も行っています。これから格安SIMを始める方にとってはまさにスターターキットのような存在で購入後すぐに使い始められるのもポイントです。なお、同サイトではSIMカードがセットで20,000円。MNPにも対応しています。

UPQ Phone A01

UPQ Phone A01
OS Android 5.1
CPU クアッドコア 1.5GHz
RAM / ROM
外部メモリ
1GB / 8GB
micro SDHC(最大32GB)
サイズ / 重量 133×66×8.6mm
約118g
ディスプレイ 4.5インチ FWVGA
(854×480)
バッテリー容量 1,800mAh
対応LTE Band Band 1/3/19/28
SIMサイズ microSIMサイズ
カメラ メインカメラ:500万画素
インカメラ:200万画素
価格 14,500円

 国内ベンチャー企業のUPQ(アップキュー)から8月23日に発売した「UPQ Phone A01」を紹介します。DMM make storeで販売され、Android 5.1を搭載でクアッドコア 1.5GHz搭載ながら14,900円と価格は大変リーズナブル。また、格安スマホとしては珍しくBand28に対応しています。Band28はまだ運用の実験段階ですが、正式運用が始まったらすぐに使えるのは嬉しいですね。

 話題性も高く、デザインが他と一線を画すことから、DMM make storeでは初回出荷分は完売。次回作も期待されている注目のメーカーです。

FLEAZ POP

FLEAZ POP
OS Android 5.1
CPU クアッドコア 1.2GHz
RAM / ROM
外部メモリ
1GB / 8GB
micro SDHC(最大32GB)
サイズ / 重量 124×62.5×10.2mm
約107g
ディスプレイ 4.5インチ WVGA
(800×480)
バッテリー容量 1,500mAh
対応LTE Band Band 1/3/19
SIMサイズ microSIMサイズ
カメラ メインカメラ:500万画素
インカメラ:30万画素
価格 15,200円

 最後にコヴィア・ネットワークスから発売される「FLEAZ POP」。FLEAZ POPは、4インチと小さめのSIMフリースマホで、こちらもAndroid 5.1を搭載しています。独自のAPN設定アプリを組み込んでおり、簡単な操作でAPNの設定変更を行うことができるので、初心者から上級者、さらにはシニア層でも簡単に使い始められることでしょう。価格は15,200円で、販売開始は9月上旬の予定です。

端末ごとのキャリア別対応バンド

 気になる国内キャリアごとのLTE対応バンドを見ていきましょう。

ドコモ提供周波数帯
g02 UPQ Phone A01 FLEAZ POP
Band 1
Band 3
Band 19
Band 21
Band 28
※Band 28は2015年以降にサービス開始を予定している帯域です

ソフトバンク / Y!モバイル提供周波数帯
g02 UPQ Phone A01 FLEAZ POP
Band 1
Band 3
Band 8
Band 21
Band 41
※Band 28は2015年以降にサービス開始を予定している帯域です

 Band1とBand3、Band19は3機種とも対応、UPQ Phone A01に至ってはBand28にも対応。基本的にはどの機種を選んでも、キャリアスマホとほぼ同等の通信環境が確保できそうです。

※今回紹介したSIMフリースマホはau系MVNOに対応している周波数帯が少ないため割愛いたしました

 少し前までSIMフリースマホは、スペック・サポートの面から使うには敷居が高かったと思います。しかし、最近では、スペック・サポート体制が改善され、さらに取扱い店舗も増えたことで手に取れる環境も整ってきました。使い勝手・購入場所・使用前後のサポート、それらすべてを鑑みて、キャリアとの比較をして良い時期にきたのかもしれませんね。

(文:齊藤克久)

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