バイドゥは12月1日、日本語入力アプリ「Simeji」の有料版となるiOS向け「Simeji Pro」をver1.2へアップデートした。
“Pro”は専門辞書を追加できるローカル辞書機能を搭載し、クラウド超変換を使用せずに、経済・経営、機械工学、生物・科学、農林水産、服飾デザイン、コンピューターサイエンス、医学といった7種類、約22万語を変換候補として扱えるようになる。
今回のバージョンアップでは3D touchに対応し、対応するiPhoneでアプリアイコンをポップすると、Simejiの着せ替えやスタンプ機能にダイレクトにアクセスできるようになる。また文字入力中にポップ操作すると、クラウド変換の候補が追加で表示されるようになった。
また端末内の画像を元にオリジナルのマイスタンプを自作できる機能を搭載。マイスタンプはSimejiスタンプに投稿して他のユーザーと共有することも可能だ。
きせかえキーボードには文字の色やフォントカスタマイズに加え、フリックのデザイン、画像のデコレーション、フィルタ加工や透明度調整などを追加。このほか、通常時は「記号」を表示しているボタンが、入力を開始するとカーソルを先に進めることができる「→」ボタンへ自動的に切り替わるよう改善した。
このほか、動くきせかえと音付ききせかえキーボードデザインも充実。ローカル辞書の更新で変換精度を向上させ、痛文字の入力も可能となった。
またiOS向けの無料版Simejiが、12月2日に累計600万ダウンロードを達成。キータッチ音にギター音とシンセ音の追加、最新の流行語などを簡単に変換できる「アルティメット辞書」の追加、キーボード起動を早めるver4.4へのアップデートも実施した。
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