3月31日、Appleの新型スマートフォン「iPhone SE」とタブレット「iPad Pro(9.7型モデル)」が発売された。
ビックカメラ有楽町店では、通常より30分早い9時30分に開店し、iPhone SEの予約をした人が訪れていた。iPhone 6s/6s Plusの発売日と違って行列はできていなかったようだ。事前にオンラインや店頭予約をして、決められた時間に来店すればいいので、そもそも開店の何時間も前に並ぶ必要がない。
8時開店だったiPhone 6s/6s Plusの発売日のときよりも開店時間は遅いが、店内は混雑しておらず、落ち着いた様子。9時30分過ぎに、ドコモとソフトバンクのカウンターで手続きをしている人が数人見られる程度だった。
店頭の入口付近には、iPhone SEの実機に触れられるタッチ&トライコーナーを4月3日(日)まで設けており、来店者が自由に試せる。ちなみに「SEのパネルがAppleからまだ届いていない」(ビックカメラ広報)ため、パネルはiPhone 6sのままで、これは店内も同様だった。
iPhone SEの64GBモデルは、事前予約で3キャリアとも初期入荷分は完売しており、9時45分時点で在庫があったのは、ソフトバンクのシルバーとスペースグレイを除く16GBモデルだけだった。SEは性能がパワーアップして4K動画の撮影も可能になったため、16GBモデルを選ぶ人が少ないのは仕方がないだろう。予約時点ではローズゴールドとゴールドが人気だったとのこと。入荷数は「メジャーバージョンアップした新モデルでないので、6sよりは抑えている」(ビックカメラ広報)そうだ。
ビックカメラには「BIC SIM」や「BIC モバイル ONE」など、格安SIMを契約できるカウンターも設けており、SIMロックフリーのiPhone SEをアップルストアで購入した人の来店も期待される。なお、量販店ではSIMロックフリーのiPhoneは販売していない。
ビックカメラならではの取り組みとして注目したいのが、高額な現金下取りサービスだ。例えばiPhone 6は3万2000円〜4万8000円(税込、以下同)、iPhone 6 Plusは3万8000円〜5万円で買い取ってくれる。Appleの下取りはiPhone 6が最大3万1000円、iPhone 6 Plusが最大3万6000円、3キャリアの下取りはiPhone 6が2万4840円〜3万2400円、iPhone 6 Plusが2万8080円〜3万5640円なので、ビックカメラで売った方がお得だ。さらに、ビックカメラではiPhone SE購入後に旧iPhoneを下取りに出すと、買い取り額を最大5000円増額するクーポンをプレゼントしており、iPhone 6 Plusの128GBモデルは5万5000円となる。
あわせて、iPadの下取りサービスも実施しており、iPad Pro(9.7型モデル)に買い換えると、買い取り額を最大4000円増額するクーポンをプレゼントする。買い取り額の増額キャンペーンは5月8日まで実施している。詳細はソフマップのWebサイトを参照。
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