前ページの「対応していない」機種には、メモリが2GB未満、そもそもアプリをインストールできないものが含まれる。特に厳しいのがZenFoneシリーズ。メモリが2GB以上ながら、ZenFone Go、Max、5はポケモンGOをインストールできない。
IntelのAtomプロセッサを搭載している端末は公式に対象機種から外されており、スマートフォンでは「ZenFone 2」と「ZenFone Zoom」が該当する。ただ、ZenFone 2/ZoomでGoogle PlayからポケモンGOをインストールして起動することはできた。起動すると、他のスマホと同じように現在地のマップが表示されるが、フィールドにノイズのようなものがチラチラと走っており、ずっと見ていると目が疲れる。ARモードやポケストップでのアイテム入手などは問題なく行えたので、ゲームをプレイできないわけではないが、マップの表示を見ると「対応している」とは言い難い。
iOSとAndroidいずれも、タブレットでの利用は保証されていない。また、GPSを搭載しない端末やWi-Fiのみ対応している端末の動作も保証されない。そのため、iPadやAndroidタブレット、iPod touchは動作保証外となる。
試しに手元にある「iPad Air」と「ZenPad 8.0」のWi-FiモデルにポケモンGOをインストールして起動してみた。
iPad Air Wi-FiモデルはGPSに対応していないため、起動しても「GPSの信号をさがしています」の表示が消えず、ポケストップやポケモンをタップしても反応しなかった。現在地は問題なく表示されたのだが、これでは遊びようがない。GPSの搭載は必須であることがあらためて分かった。
ZenPad 8.0はGPSを搭載しているので、ポケストップでのアイテム入手やポケモンの捕獲はできたが、ZenFone 2と同様にAtomプロセッサを搭載しているためマップにノイズが入ってしまった。またジャイロセンサーを搭載していないためARモードも利用できなかった。
ジャイロセンサーよりもGPSに対応していない方が致命的だが、少なくともGPSが搭載されていれば、タブレットでも多くの機種で遊べそうだ。
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