リーディアは1月26日、同社が運営する「スマートプラン.com」で、東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット91」におけるキャリア3社の通信速度調査を発表した。
本調査ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクから発売されているiPhone 7を利用し、開催初日となる2016年12月29日7時〜16時に11箇所で実施。測定には「Speedea」アプリを使用し、同一の場所で3回測定した平均値を出した。平均下り速度と上り速度共に最も安定していたのは、ソフトバンクだった。
7〜8時台の西側待機列では、auとソフトバンクはまだ十分快適だったが、ドコモは下り速度が500kbpsを割り込み、Web閲覧も厳しい状態だった。正面の待機列付近では3社ともトラフィックをさばけず、9時台の東棟屋外臨時駐車場でも低調な結果となった。
11〜12時台の正面入口に続く導線上では、混雑の中でも比較的ドコモが好調。庭園エリアは3社とも激しく混雑していたが、4Fエリアに移動するための導線はソフトバンクが速かった。14〜15時台になるとホール内などの通信状況も改善され、その中でもソフトバンクは突出した結果を出している。
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