LINE、五感を持つAI「Clova」発表 2017年夏にスマートスピーカー発売:Mobile World Congress 2017

» 2017年03月02日 18時58分 公開
[田中聡,ITmedia]

 LINEは、「Mobile World Congress 2017」でクラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。同社は目、鼻、手、口、耳の五感を通じたAIに着目し、ポストスマートフォン、ポストディスプレイ、ポストタッチにつながる製品やサービスの開発を目指す。

 目、鼻、手、口、耳の五感をつかさどる「Clova Interface」と、人間の頭脳にあたる「Clova Brain」の2つがClovaの主要機能。Clova Interfaceでは音声認識や音声合成、画像認識や顔認識を行う。Clova Brainは自然な言語翻訳処理や、コンテンツのレコメンデーションエンジンなどで構成される。

Clova 「Clova」は五感と頭脳を持つ

 Clovaを搭載した製品として、「Clova」アプリと、スマートスピーカー「WAVE」を、2017年初夏に日本と韓国で発売する予定。WAVEとは音声で会話をする、ニュース・予定・翻訳などの情報を読み上げる、音声で家電を操作する、オーディオブックを利用する……といったことが可能。またスマートディスプレイ「FACE」も2017年冬に発売する予定。

Clova スマートスピーカー「WAVE」とスマートディスプレイ「FACE」

 LINEはNAVERの共同開発プロジェクトとしてClovaの研究開発を進めており、LINEが持つチャットをベースにしたコミュニケーション技術、NAVERが持つ検索技術、2社が持つコンテンツやサービス、ビッグデータなどを活用していく。またソニーモバイルコミュニケーションズとタカラトミー、バーチャルホームロボット「Gatebox」を展開しているウィンクルなどの企業と協業する。

 Clovaに対応したアプリやデバイスは、まずは自社のものから開発する。その後、パートナーとの共同開発、サードパーティーへの開放につなげる。

Clova Clovaと端末やアプリをつなぐための「Clova Interface Connect」、Clova Brainの機能を拡張していくための「Clova Extension Kit」がClovaの構成要素となる。これらの解放も視野に入れている

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