パーソナルアシスタント機能「Google assistant」発表――「Google Home」や新チャットアプリも

» 2016年05月19日 05時21分 公開
[田中聡ITmedia]

 Googleが5月18日(米国時間)、開発者向け会議「Google I/O 2016」で「Google assistant」やこれを内蔵した新デバイス、新たなコミュニケーションアプリを発表した。

 Google assistantは、自然言語によるパーソナルアシスタント機能。「OK, Google」と話しかけ、Googleと会話をする形で利用する。例えば、現在上映しているオススメの映画を聞いて、そのチケットを購入する、映画を見る前に軽食をするレストランを提案する……といったことをお願いできる。従来の「OK, Google」は検索が主な機能だったが、assistantではより多くの面でユーザーの行動をサポートしてくれる。提供開始時期はアナウンスされていない。

Google assitant 「Google assitant」に話しかけて、映画「ジャングル・ブック」のチケットを予約し、レビューサイトの評価を確認したりできる

 このGoogle assistantを内蔵したデバイスが「Google Home」だ。スピーカーとマイクを搭載しており、「OK, Google」と話しかけて予定の確認・変更、天気予報のチェック、ネットでの検索、家電の操作などができる。Wi-Fiを内蔵しており、音楽をストリーミング再生したり、iOSやAndroid端末の音楽を転送して再生したりもできる。ディスプレイは搭載していない。2016年後半の発売を予定している。

Google Home 「Google Home」
Google Home 手のひらサイズのスピーカーだ

 新しいメッセージアプリ「Allo」では、友達と会話をしながら、同じスレッドでGoogleに質問をして回答を得られる。例えば友達と食事について話しているときに、Googleに近所のレストランを尋ねてオススメの店をいくつか提案してもらえる。また、サッカー選手の情報を聞いた後に「ベストプレーは?」と聞くと、その選手のプレー動画をYouTubeで検索をしてくれるなど、文脈に応じたコンテンツの提案もしてくれる。

Allo メッセージアプリ「Allo」。自分、チャット相手、Googleの3者で会話ができる

 文章の流れに合う返信を予測する「Smart Replay」という機能も内蔵しており、例えば友達から料理の写真が送られてきたら、「おいしそう」「○○が好き」といった返信内容を候補に表示してくれる。他に、送信する写真に落書きをしたり、文字サイズを拡大したりもできる。

 「Duo」は、720pのHD動画をサポートするビデオ電話アプリ。通信の遅い環境でも快適に通話できるよう設計されており、Wi-Fiとモバイル通信どちらでも利用できる。相手が応答する前に、自分のカメラが映した動画を相手の端末に表示させることができる。

Duo ビデオコールアプリ「Duo」
動画が取得できませんでした

 AlloとDuoは電話番号とひも付いており、アドレス帳に登録したユーザーと会話ができる。いずれもAndroidとiOSに対応しており、2016年夏に提供される予定。

関連キーワード

Google | チャット | Android | Google I/O | iOS | 自然言語 | YouTube


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  3. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  6. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  7. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
  10. 5万〜6万円台で買えるおすすめスマホ7選 ハイエンド級性能、防水+おサイフ対応、カメラ重視など多彩 (2026年04月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年