デザインを一新したフラッグシップ――写真で解説する「HTC U11」(3/3 ページ)

» 2017年05月17日 16時00分 公開
[石野純也,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

「Google Assitance」と「Alexa」に対応

 発表会では、「5G(第5世代移動体通信)」を見据えた“次のスマートフォン”に必要な要素として「AIによる音声コマンド」が挙げられた。これを受けて、HTC U11では「Google Assistant」とAmazonの「Alexa」に対応している。

 Google Assistantについては対応言語に設定したときのみオンとなる仕様で、非対応言語では「Google Now」が起動するようになっている。試しに端末の言語を「日本語」にすると、Google Assitant非対応であるためGoogle Nowが立ち上がった。

 Alexaについては、7月のソフトウェアアップデートで実装される予定だが、日本では現時点でサービスインしていないため、これも日本では非対応となりそうだ。

 なお、これらの音声コマンドサービスも、端末を握ることで起動できる。本体を手に取り、握って話しかければ、必要な情報を得られる――これが、HTCの考えるシナリオだ。

Google Assistant 本体の表示言語を「英語(アメリカ)」にするとGoogle Assitantが起動した
Google Assitantは自然言語を理解する Google Assitantは自然言語を解釈し、話しかけることで操作できる

他にも見どころあり

 機能面では、本体前面に指紋センサーを備えている。センサーはボタンのように見えるが、物理的に押し込むことはできない。

 ホーム画面の一番左には、AIによって最適なコンテンツを表示する「センス・コンパニオン」を搭載する。ただし、この機能は実際に使い込むことができていないため、どこまで精度の高い情報をオススメしてくれるのかは未知数だ。

指紋センサー 指紋センサーはタッチ式。ホームキーを兼ねているが押し込めない
センス・コンパニオン ホーム画面の左側に搭載された「センス・コンパニオン」

 フラッグシップモデルとしては、デザインが従来モデルから刷新されたこともU11の特徴だ。

 グローバルではHTCが率先して採用したメタルボディーを廃し、背面にはガラス素材を採用。ガラスを重ね合わせ、その上に蒸着塗装を施したといい、これによって見る角度によって違った表情を見せるデザインに仕上がっている。例えば、カラーバリエーションの1つである「ソーラーレッド」は、表面から見ると輝きのある赤色に見えるが、横から角度をつけた状態で見ると、まるでゴールドのような色合いになる。

ソーラーレッド(その1) ソーラーレッドのU11。この角度で見ると赤っぽいが……
ソーラーレッド(その2) 見る角度や光の当たり方が変わると、色合いも変わって見える

 カラーバリエーションはこのソーラーレッドに加え、「アイス ホワイト」「アメイジング シルバー」「サファイア ブルー」「ブリリアント ブラック」の全5色展開となる。ソーラーレッド以外の4色も、同様に光によって、色合いが変化する。写り込みまでする光沢のあるガラスを使った素材は美しく見える半面、手に取ったときにつく指紋が目立ったのも事実。この点は、賛否両論分かれるところかもしれない。

 なお、HTC NIPPONのプレスリリースに掲載された画像では、全5色のうちソーラーレッドが省かれている。日本ではソーラーレッドを除く4色展開となる可能性もありそうだ。

U11は全5色 HTC U11は全5色展開
パールのような輝きの「アイス ホワイト」 パールのような輝きの「アイス ホワイト」
青みがかかって見える「アメイジング シルバー」 青みがかかって見えるアメイジング シルバー
より鮮やかな青色の「サファイア ブルー」 より鮮やかな青色の「サファイア ブルー」
角度によっては深いグリーンにも見える「ブリリアント ブラック」 角度によっては深いグリーンにも見える「ブリリアント ブラック」

 フラッグシップモデルということもあり、HTC U11は大手キャリアから発売される可能性が高い。5月24日に発表会を予定しているNTTドコモに加え、KDDIも田中孝司社長が筆者の質問に答える形で発表会の開催を予定していると明かしている。ソフトバンクは2017年夏モデル4機種を発表したばかりだが「隠し玉」があることも示唆している。

 HTCは過去3キャリアすべてに端末を提供してきた実績があるだけに、いずれも可能性はゼロではない。どのキャリアから発表されるのかは、お楽しみにしておきたい。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月07日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  3. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  4. 2万mAh搭載で「世界最小」うたうモバイルバッテリー、半固体電池採用 MATECHから (2026年10月06日)
  5. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【10月6日最新版】 モバイルSuica利用で600ポイント、交換レート35%オフも (2026年10月06日)
  6. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  9. 楽天ドライブに不正アクセス 1万5382件の保存データ閲覧、313件のパスワードも (2026年10月06日)
  10. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー