インタビュー
» 2017年06月20日 06時00分 公開

米BLUのスマホを調達 ソフトバンクC&SがSIMフリースマホを取り扱う理由 (3/4)

[石野純也,ITmedia]

BLUの第2、3弾の端末も検討している

―― 順番が逆になってしまいましたが、あらためて、GRAMD MとGRAND X LTE、それぞれの特徴を教えてください。

本間氏 先ほど申し上げたデザインのところが1つ。どちらも、裏面がメタルになっているのが、大きな特徴です。面白いのが、自撮り用のインカメラにフラッシュがついているところで、設定の中にも美顔モードがあり、美白やシワ取りを選べます。そういった遊び心があるところも、特徴ですね。

―― 日本に導入するにあたり、周波数対応はどうされたのでしょうか。

本間氏 周波数に関しては、ドコモとソフトバンクのバンドを入れ込んでいます。これは、こちらから要望を出させていただきました。

牧戸氏 GRAND Xという端末は米国にもありますが、もともとは、LTEに対応していませんでした。

本間氏 海外では、GRANDシリーズは、全て3Gなんです。

BLU 日本向けにLTEに対応させたGRAND X LTE

―― なるほど。ただ、3Gオンリーだった端末を、LTEに対応させるのはさすがに大変だったのではないでしょうか。同じボディーなんですよね?

本間氏 コストが上がってしまうので、そこ(ボディー)は共通にしています。ただ、若干は変わっています。

―― そのカスタマイズを日本市場のためにするという判断は、なかなかできないと思います。

本間氏 今回は、その関係を築けたのが大きいですね。BLUの端末は第2弾、第3弾も考えています。われわれとしてもあれが初めてなので、市場のニーズを踏まえながら、どんなものがいいのかは検討していきます。先ほど申し上げたように、BLUさんはアイテム数が多く、レンジも広い。低価格なものだけでなく、ミドルレンジなども検討していきたいところです。

 GRAND MとGRAND X LTEは初めてなので、受け入られるかどうかのテストも含めて出しています。ただ、広げられる可能性は十分あると思います。それぞれのニーズに当てはまる機種は必ずありますし、それをスピーディに持ってこられるのが、BLUの特徴ですからね。

BLUが日本進出を決めた理由

―― サポート体制については、いかがでしょうか。

本間氏 現状だと、弊社BLUのサイトにお問い合わせ専門のフォームがあり、そこからメールで返すようにしています。修理に関しては、製品自体に1年保証がついているので、1年以内に規定に基づいてお使いいただいたにもかかわらず故障した場合は、無償で交換しています。

BLU ソフトバンクC&Sがサポート業務も担当する

―― 液晶を割ってしまったというようなときはどうでしょうか。

本間氏 そのようなときは、有償交換ですね。これも、基本はWebからです。

―― 家電量販店など、リアルな窓口を作っていくことはしないのでしょうか。

本間氏 数が伸びてきたり、お問合せの内容を聞いたうえで、サポートの体制も変えていきたいと思っています。現時点ではトライということで、最低限からスタートしています。

BLU ソフトバンクC&Sの牧戸達哉氏

―― 冒頭のシェアのお話に戻りますが、海外全体で見ると、米国以外だとあまり名前を聞かない印象もあります。BLU側の事情として、なぜ日本展開を決めたのかご存じでしょうか。

本間氏 最近だと、香港に大きな物流センターを構え、世界中に展開を始めています。多いのが、インドや東南アジアなどですね。この価格だと、やはり受けるのが途上国ということで、そちらでもシェアを取りにいっているようです。

牧戸氏 BLUもちょうど世界展開しようとしているところで、先ほどのスポンサーの話も、その一環です。香港に物流センターを構えたのも、去年(2016年)の今ごろですね。

本間氏 そういう意味だと、タイミングがよかったのかもしれません。これだけご協力いただけたのも、タイミングが合致したからということはあると思います。

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