米BLUのスマホを調達 ソフトバンクC&SがSIMフリースマホを取り扱う理由(4/4 ページ)

» 2017年06月20日 06時00分 公開
[石野純也,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

BLU以外やアクセサリーにもトライしたい

―― 今後のことをうかがいますが、BLUの機種を増やしていくだけでなく、BLU以外のメーカーも代理店として取り扱っていく可能性はあるのでしょうか。

本間氏 そこは流通として当然だと考えています。日本に受け入られる、市場を興せそうな商品には、トライしていきたいですね。海外だと、例えば自撮りの方が画素数の高い商品など、面白いものがいっぱいあります。そういったものを、流通として持ってくることができたらと考えています。

―― 取り扱った端末のアクセサリーを作るということもあるのでしょうか。SoftBank SELECTIONとしてメーカーの機能もあるので、そこを充実させることもできるのでは、と思いました。

本間氏 アクセサリーで一番多いのがケースやフィルムになってきます。BLUさんの端末についても、そこでのビジネスは考えていましたが、企業ポリシーとして、製品にそれらを絶対に付けるということで、2つの製品にはケースが付属しています。ただし、数がもっと出るのであれば、アクセササリーを作ることも視野に入ってきます。1万9800円、2万9800円ぐらいの端末であれば、SoftBank SELECTIONともコラボして、面白いものができると思っています。

―― 先ほど、IoTのお話もしていましたが、こちらについてはいかがですか。

本間氏 具体的に何かというのはまだですが、デバイスが中心にくる時代になると見ています。SIMフリーで強化した総代理店の機能を発揮して、IoTも世界を見て、探したものの中から、持ってこられるものがあればと考えています。グループ会社に通信事業者があるので、そこを活用しながら、新しいものを生み出していきたいですね。

取材を終えて:ソフトバンクC&Sは、ソフトバンクの原点に近い会社

 もともと、ソフトバンクは孫正義氏がソフトウェアの卸売業者として始めた会社で、社名の由来もここにある。その意味で、ソフトバンクC&Sは、むしろソフトバンクの原点に近い会社といえるだろう。普通であれば、ソフトバンクだけでなく、Y!mobileと直接競合するMVNOで使える端末は取り扱わないという発想になりがちだが、むしろSIMロックフリー市場の拡大を商機と捉えていることがうかがえる。いい意味で、ソフトバンクらしい抜け目のなさといえるだろう。

 BLUの販売を開始したのは、今後への布石という意味合いもありそうだ。この取り組みがうまくいけば、まだ日本に上陸していないメーカーの端末が、ソフトバンクC&S経由で発売されることになるかもしれない。Huawei、ASUS、FREETELなど、顔ぶれが固定化されてきたSIMロックフリースマートフォンメーカーだが、ここに新風を吹き込む存在として注目しておきたい。

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO」

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月27日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  3. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  4. 「iPhone Duo」画面不具合の報告がSNSで話題 店頭デモ機の過酷な使用環境が起因か (2026年10月26日)
  5. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  6. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  7. 20〜30代限定の「ダイナースクラブ ゴールド」登場 スタバやスマホで10倍還元、「食べログプレミアム」が実質無料 (2026年10月26日)
  8. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  9. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  10. iFixitが「iPhone Duo」を分解 折りたたみスマホで最も修理しやすいが内側画面の修理に課題 (2026年10月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー