GMOメディアは、8月2日に10代女子を対象とした研究機関「プリキャンティーンズラボ」で行った「格安SIM/格安スマホに関する調査」の結果を発表した。
調査はインターネット上で行い、スマートフォンを所持している10代女子1367人が回答。回答者の属性は中学生が半数、高校生が4割強となり、利用しているOSはiOSが59.3%、Androidが38.0%となった。調査期間は6月27日〜7月10日。
スマートフォンの料金は「両親が支払っている(92.0%)」が最も多く、「格安SIM/格安スマホを知っていますか?」という質問には半数以上が「聞いたことはあるが、格安SIMサービス/格安スマホがどういうものかはわからない(56.7%)」、3割近くは「聞いたことはない(27.7%)」と回答。
現在、格安SIM/格安スマホを利用しているかという質問には「利用していない(42.9%)」が最多で、「利用している(8.0%)」は少数にとどまった。また、「わからない(49.1%)」も半数近くなっている。
現在格安SIM/格安スマホを利用しているユーザーに対し、使い始めたきっかけを聞いたところ「親から言われて(親の意向)(58.2%)」が最も多く、「スマホ代を節約したくて(30.0%)」「最初から格安スマホを使っている(29.1%)」と続く。「以前利用していた通信キャリアに不満があった(8.2%)」は少数となった。
格安SIM/格安スマホを利用してみたいか聞いたところ「どちらでもいい(60.9%)」が半数を超え、「利用したい/してみたい(20.1%)」「利用したいと思わない(19.0%)」はそれぞれ2割にとどまった。「利用したいと思わない」と回答したユーザーに理由を聞いたところ「今より使いにくくなりそう(34.3%)」「通信速度が遅くなると思う(25.5%)」「料金プランがわかりにくい(28.9%)」「なんか不安(26.8%)」のほか、「今利用している通信キャリアのサービスに不満がないから(26.4%)」も一定数みられた。
一方、「親に言われない限り必要性を感じない(18.8%)」「家族割引などを使っていて、不便になりそう(18.0%)」という回答もあり、家族間での利用も関係していることがうかがえる。
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