米Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」の2017年通年の出荷台数は、前年比54%増の約1800万台だった──。調査会社Canalysが2月6日にそう発表した。
2017年第4四半期(10〜12月)は前年同期比32%増の800万台で、これはAppleにとってだけでなく、ウェアラブル端末メーカー全体にとって1四半期の出荷台数として過去最高だった。
昨年9月に発売したLTE通信サポートの「Apple Watch Series 3」が好調だった。同モデルの発売からの累計出荷台数はほぼ900万台で、2017年の出荷台数の約半数を占める。米国や日本でホリデーシーズンに在庫を確保したことが大きかったとCanalysは分析する。
米調査会社IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏によると、第4四半期のApple Watchの出荷台数は、スイス時計協会(FH)が発表した同四半期のスイス製時計の輸出台数を超えたという。
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