iOSやiPadOSなどに脆弱性対策の修正/WebViewの不具合でAndroidユーザーが大混乱:Mobile Weekly Top10

» 2021年03月29日 19時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年3月22日から2021年3月28日までの1週間について集計し、まとめました。

iOSに新バージョン 皆さんはiOS 14.4.2を適用しましたか……?

 今回のアクセス数の1位は、Appleのモバイル系OS(iOSやiPadOSなど)のアップデートに関する記事でした。

 3月26日(米国太平洋時間)に行われたアップデートは、OSのメジャーアップデート自体が打ち切られたiOS 12対応端末も対象で、Webブラウザエンジン「WebKit」で発見された脆弱(ぜいじゃく)性を修正します。このような脆弱性は、それを突いた「攻撃」も現われがちです。

 まだ適用していないという人は、できるだけ早期に適用するようにしましょう。

WebView Androidの場合、Webブラウザエンジンはシステムアプリとして分離されていますが……

 Appleのモバイル系OSでは、標準WebブラウザエンジンがOSに統合されています。そのため、脆弱性の修正はOSごと更新することになります。ついでにいえば、OS標準以外のWebブラウザエンジンを用いるアプリを許容していません。「Google Chrome」や「Microsoft Edge」も、iOS/iPadOS版では他プラットフォームで使っている「Blink」エンジンではなくWebKitを使っています。

 一方で、Androidではアプリ内に独自のWebブラウザエンジンを組み込めます。ただ、アプリ内にブラウザエンジンのコードを組み込むのは思わぬ不具合の原因となったり、アプリ自体の肥大化につながったりすることもあります。そのため、独自エンジンであることにメリットのあるWebブラウザアプリ以外のアプリは、裏側で「Android System WebView」というシステムアプリ、またはChromeアプリを呼び出してWebコンテンツやUI(ユーザーインタフェース)を表示しています。

 3月23日の早朝、GoogleはWebViewとChrome(Android版)の最新版をリリースしました。ところが、その最新版に何らかの不具合があったことで、多くのAndroidアプリにおいて「起動できない」「特定の操作をするとアプリが強制終了する」といった不具合が相次いで発生しました。今回のランキングの6位は、そのことを告知した記事です。

 この不具合の影響範囲が想定以上に広かったせいか、Googleは同日中に両アプリの修正版を速やかに公開しました。多くのスマホやタブレットにはこの更新が行き渡り、既に不具合は解消しているものと思われます。まだ不具合が続いていて困っている人は、今すぐに「Google Play」から両アプリを更新してください。

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