iPhoneのホーム画面を下にスワイプすると現れる「Spotlight検索」。個人的には「ミスタップしたときに出るお邪魔虫」とか「使ったことがないけど検索できることは知っている」くらいの印象だったが、今回あらためて使い方を確かめた。
アプリ名を検索窓に入力すると、アプリを表示できる。タップするとそのままアプリを起動でき、「天気」や「マップ」のようなiPhone標準アプリならそのままある程度の機能が使える。天気なら検索した地域の天気を知れるし、駅名や地名ならマップで経路が分かる。
また通話アプリ「Discord」や「LINE」など、英字の名前のアプリでも「ディスコード」「ライン」といったカタカナの検索に対応している。英字入力に切り替えるのが面倒な場合でも使いやすい。
天気やマップ、「ミュージック」のようなiPhone標準アプリをショートカットのように使うこともできる。
天気では、例えば「千代田区 天気」のように「地名+天気」と入力することでその地域の天気が表示される。表示結果を指の腹などでぎゅっと押し込むと表示が浮き上がるような演出とともにフォーカスされ、詳しい天気が分かるようになる。
アーティストの名前を検索すると「ミュージック」などのライブラリに追加されている曲を表示でき、「写真」でタグ付けした人物の名前を検索するとひも付いた写真が一覧にして並べられる。今回は「米津玄師」と友人のニックネームを検索してみたが、どちらも動作し友人の写った写真をたくさん見つけられた。
地名や店舗名を検索すると、そこまでの経路をマップで示したり、その地域の情報を表示する。例えば「秋葉原駅」など駅名を検索すると、その駅から発車する列車がどこへ向かうか、何時に発車するかの一覧を表示する。

「秋葉原駅」と検索し、マップをタップした状態(画像=左)。この他にも「Siriの知識」をタップすると検索ワードについての情報を表示する(画像=右)。ここでもマップのアイコンを強く押し込むと駅の詳細などを表示できる海外ECサイトの利用などで米ドルと日本円を換算したいときは「○○ドル」と検索すればいいし、為替コードを入力するとその時点の企業の株価が分かる。
この他にも、スポーツチームの名前を検索すると直近の試合結果を知れる。強く押し込むと、対応している場合はプレー内容を表示し、対応していない場合にはブラウザが立ち上がり、野球やラグビーといった関連サイトを表示する。
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