続いて超広角カメラだ。Pixel 7 ProとiPhone 14 Proが13mm相当で、Pixel 6 Proが16mm相当。写る範囲に違いが出ているのが分かる。
もう1つ行こう。
さて、Pixel 7 Proでは一部のAndroidのハイエンド機やiPhone 14 Proのようなマクロ撮影機能がついた。ある程度以上ぐぐっと近づくと自動的にカメラが超広角(のデジタルズーム)に切り替わり、より近距離での撮影が可能になる仕組みだ。超広角カメラの方がより近くまでフォーカスを合わせやすいという特性を利用している。
被写体に近づいていくとカメラが切り替わり、中央に花アイコンが出る。それが合図だ。ちなみに、花のアイコンをタップすると、マクロをオフにできる。
マクロ撮影ものをもうちょっと。トマトと腕時計だ。
続いて人を撮る。まずは1xで普通に。
で、この距離感だと2xくらいがちょうどいい。
ではここで、ポートレートモードである。
Pixelは伝統的にポートレートモード時に若干の望遠になる。だいたい1.5xくらい。さらに2xも選べるが、こっちは実質3倍だ。
iPhone 14 Proはポートレートモード時にちょいと美肌っぽい処理が働いて肌が滑らかになる。Pixel 7 Proは設定の「顔写真加工」からオフ・弱・強が選べるが、今回はオンにしそこねたのでそのままです。
人物以外のポートレートモードってことで、こんなものも撮り比べてみた。
かつてiPhoneが苦手としていたシーンだ。
では結果をどうぞ。Pixelのぼけ量はデフォルトのままなので、Pixel 6より7の方がデフォルトのボケ量は大きいようだ。
人物編の最後はインカメラ。
インカメラはPixel 7 Proも6 Proも固定フォーカスのシンプルなものだが、Pixel 7 Proはちょっと画素数が減っている。
撮影した画像を見ても、Pixel 7 Proが3648×2736ピクセルなのに対し、Pixel 6 Proは3840×2880ピクセルとほんのちょっと多い。まあ何らかの理由があるのだろうな。使っている分には無視できる差だけど。
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