早くも、2023年が始まって1週間が過ぎようとしています。遅くなりましたが、2023年もITmedia Mobileをよろしくお願いいたします。
さて、ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、2022年を振り返ってきましたが、今回は最終回、12月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。
2022年12月1日〜2022年12月31日
12月のアクセス数のトップは、2017年に発売された「iPhone X」が今でも“現役”を張れるかどうかを検証した記事となりました。
8月のランキングでも指摘しましたが、iPhoneの最新OS「iOS 16」は、発売から5年たったiPhone Xや「iPhone 8シリーズ」もサポートしています。ハードウェアのパフォーマンスとOSのバランス感はさておき、「最新OS(またはセキュリティパッチ)によってスマートフォンを長い期間に渡って使える」ということは、特にハイエンドスマホの価格が高騰した昨今において非常に重要なことです。
一方で、スマホを長く使う際には、OSだけでなくバッテリー(充電池)も重要な要素の1つです。11月のランキングでも指摘しましたが、スマホで使われているリチウムイオンバッテリーやリチウムポリマーバッテリーは「強い衝撃や圧力」「急激な温度変化」「満充電に近い状態での放置」に弱いという特性があります。スマホのバッテリーを少しでも長く使いたい場合は、この特性を頭に置いて使うと良いでしょう。
とはいえ、バッテリーは使えば使うほど寿命は短くなっていきます。メーカーやキャリアによってしきい値は異なりますが、満充電容量がおおむね定格(≒新品容量)から50〜80%になると「交換」を推奨されます。
しかし、12月のアクセス数の3位となった記事でも触れている通り、最近のスマホはユーザーがバッテリーを交換できない設計となっています。ただし、あくまでも“ユーザーが”交換できないというだけで、メーカーやキャリアに依頼することで交換は可能です。機種によっては、指定の修理拠点に持ち込むと即日(あるいは翌日)までにバッテリーを交換してもらえる場合もあります。
バッテリーは消耗品です。それだけに、スマホの場合はバッテリーの交換費用は一般的な修理代金と比べると抑えられる傾向にあります。スマホを長く使う場合は、ライフサイクルの中で少なくとも1回交換する前提で考えておくと良いのかもしれません。
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