折りたたみスマートフォンはフレキシブルディスプレイの部材価格が高いこともあり、まだまだ高価です。しかしタフネスモデルやミドルレンジクラスのスマートフォンを展開するBlackviewから、手ごろな価格の折りたたみスマートフォンが出てきそうです。
2024年1月にラスベガスで開催されたCES 2024に出展したBlackviewブースに展示されていた「Hero 10」は、同社としてもちろん初めての折りたたみスマートフォンです。まだ大手メーカーしか販売していない折りたたみモデルが、2024年はついに中堅メーカーからも登場しようとしているのです。
主なスペックは、ディスプレイが6.9型(1188×2790ピクセル)、カメラは1億800万画素+800万画素、インカメラは3200万画素です。本体はヴィーガンレザーに覆われており、モトローラの「razr 40」によく似た高級感が味わえます。
プロセッサはMediaTekのHelio G85。5Gには非対応で4Gのみ対応です。しかしG85搭載のミドルレンジスマートフォンは価格が安く、このHero 10も折りたたみモデルとしては低価格で出てくることが期待されます。メモリは12GB、ストレージは256GB。なお、発売時期や価格は未定です。
ヒンジの動きはしっかりしており、好きな位置で角度を止められるフレックスモードにも対応しています。もちろん閉じたときのヒンジ部分の隙間もありません。発売されたらカジュアルに使える折りたたみモデルとして一気に人気になりそうです。
外側のディスプレイは小型の円形で、カメラのプレビューとしても使えます。使い勝手も悪くなさそうです。
本体カラーはグレー、ゴールド、パープル。ピンクやホワイトなどかわいらしい色も欲しいところですが、まずはこの3色をぜひとも早い時期に市場に投入してほしいもの。人気になればカラバリも増えるでしょうし、大手メーカーも対応して低価格モデルを出すなど、折りたたみスマートフォン市場がさらに盛り上がることになるでしょう。2024年はBlackviewから目が離せないでしょう。
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