「もうすぐ夏だしね」――“GTX 275とHD 4890の対決”より注目を集めているアレとは?古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年04月13日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「GPGPUの普及を待つよりコッチがいいかも」――TMPGEnc 4.0 XPressバンドルのSpursEngineカードがデビュー

リードテック「WinFast PxVC1100 + TMPEGEnc 4.0 XPress」

 NVIDIAとAMDが推進しているGPGPUのソリューションだが、今のところはグラフィックスカード購入の決め手になっていないのが現実のようだ。ツートップ秋葉原本店は「ハイエンドはゲーム目的、ミドルレンジ以下は動画視聴目的や“とりあえずそろえておこう”的な買い方をされる人が大半ですね。GPGPUで何かするという人は滅多にいません。おそらく、どちらかのGPGPUを使ったエンコード処理が実現すれば状況が変わると思います」という。そんな中、エンコード目的で注目を集めているのがリードテックの「WinFast PxVC1100 + TMPEGEnc 4.0 XPress」だ。

 「WinFast PxVC1100」は2008年11月に登場したPCI Express x1カードで、動画のトランスコードや解像度向上機能などを備えた東芝製プロセッサ「SpursEngine」を搭載しており、CPUに代わって専門処理を高速に行えるのが特徴。今回、定評のあるエンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」が同梱されたことで、動画のトランスコードを行う汎用性が広がったといえる。価格はWinFast PxVC1100の初登場時と同じ3万円弱だ。

 CPUに負担をかけずに高速なエンコードができるカードということで脚光を集めているが、売れ行きにはまだ結びついていないとのコメントが多かった。クレバリー1号店は「エンコードに関心がある人はすでにWinFast PxVC1100を持っている場合が多いんですよ。SpursEngine向けのプラグインもペガシスのサイトから購入できますし……。ただ、これからエンコード環境を整えたいなら、ベストアイテムではあります」と語る。

 なお、TMPGEnc 4.0 XPressをバンドルしないタイプも市場在庫があり、併売しているショップが複数あった。TSUKUMO eX.ではWinFast PxVC1100のみのタイプを2万4800円に値下げして差別化している。「まあ、しょうがないですよね。2万5000円程度で超高速なエンコード環境が手に入ると考えれば、かなりお得です。5000円差あれば在庫を腐らせずに済むと思います」と話していた。

TSUKUMO eX.では新旧モデルを併売していた(写真=左)。ペガシスのWebサイトからSpursEngine向けのプラグインがダウンロード購入できる。すでにSpursEngine搭載カードを所有している人にはこちらがオススメだ

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