メインストリームでもBlu-ray Discドライブを――「FMV-BIBLO NF/D75」の実力を試す15.6型ワイドの新デザイン(2/2 ページ)

» 2009年06月25日 16時00分 公開
[富永ジュン,ITmedia]
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メインマシンとして十分な性能と機能

1366×768ドット表示に対応した15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載

 基本スペックは、CPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz/2次キャッシュ3Mバイト/FSB 1066MHz)、メモリはPC3-8500 DDR2 SDRAMを最大容量の4Gバイト(2Gバイト×2)、HDDは500Gバイト容量の5400回転Serial ATAドライブ、そして光学ドライブには、DVDスーパーマルチドライブ機能付きのBlu-ray Discドライブを装備している。

 ディスプレイは、1366×768ドット表示対応のLEDバックライト付きスーパーファイン液晶で、グラフィックス機能はIntel GM45 Expressチップセットの内蔵コア(GMA 4500MHD)を利用する仕様だ。AV用途に特化したハイエンドモデルのようにBlu-rayコンテンツをフルハイビジョン画質で楽しみたいというニーズには適さないが、ハイビジョン映像の編集や保存が可能なAVCHDに対応しているため、500Gバイト容量のHDDやハイビジョン映像をメディアに保存できるBlu-ray Discドライブは重宝するだろう。

 そのほか、IEEE802.11b/g/n対応(nはドラフト2.0準拠)の無線LANや、ギガビットLANといったネットワーク機能に加えて、指紋センサー、IEEE1394、HDMI出力端子、eSATAコネクタなど、一通りのインタフェースは用意している。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)、オフィススイートしてOffice Personal 2007がプリインストールされている。

左側面にBlu-ray DiscドライブとDVDスーパーマルチのコンボドライブを搭載する(写真=左)。背面右端にはギガビットLANとHDMI出力が並ぶ(写真=中央)。メモリやHDDは底面のカバーを外すだけでアクセスできるためメンテナンスも容易だ(写真=右)

ベンチマークテストで性能を検証

Windows エクスペリエンス インデックス

 パフォーマンスについては、Windows エクスペリエンス インデックスの基本スコアは3.8で、サブスコアが最も低いコンポーネントはゲーム用グラフィックスだった。ただし、プロセッサやメモリ(RAM)、プライマリハードディスクの3項目では、いずれもサブスコアが5.0を大きく上回っているうえ、PCMark05のスコアも5000を越えている。3Dゲームなどグラフィックス性能を特に必要とする用途以外の、例えばWebブラウジングやメールチェックといった一般的な用途であれば、動作に不満を感じることはまずないと言っていい。FFベンチの結果を見ても分かるとおり、解像度を低くするなどの工夫を行えば、軽めのオンラインゲームなどもプレイできそうだ。

 ただ、実際に使用していて気になったのは、時折ファンの排気音が大きくなる点だ。発熱量が大きいハイエンドパーツを搭載した機種ではないうえに、Webブラウジングのようにさして負荷が大きくない作業をしている最中でも突然ファンの回転数が上がるため、どうしても意識してしまうことがあった。

PCMark05(画面=左)と3DMark06(画面=中央)、FFベンチ(画面=右)の結果


 FMV-BIBLO NF/D75の価格は、富士通の直販サイト「富士通WEB MART」や大手家電量販店での価格は19万円前後だが、インターネット通販などを利用すれば、最安値の12万円程度(原稿執筆時)でも入手可能と、ぐっと値ごろ感が増す。大枚をはたいてまで高性能なシステムやフルハイビジョン液晶、デジタルTVチューナーなどのマルチメディア機能を欲しいとは思わないけれど、今後普及が見込まれるBlu-ray Discドライブを備えたノートPCを手に入れて長く使っていきたい――そう考えているユーザーにとって、FMV-BIBLO NF/D75はぴったりのモデルだ。

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