大和の幹部が解説する「ThinkPadでWindows 7の起動が“もっと”早くなる」理由(1/2 ページ)

» 2009年10月28日 11時30分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 Windows 7でユーザーもPCメーカーも期待が高まる2009年後半だが、PCメーカーでは、Windows 7の登場を「新OSへの移行に伴なう一大商機」ととらえるだけでなく、Windows 7で利用可能になる新機能で使い勝手の向上を実現しようと積極的に取り組んでいる。レノボ・ジャパンでも、「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」というロゴプロモーションを展開して、Windows 7を導入したThinkPadシリーズの優位性をユーザーにアピールしている。では、Windows 7 Lenovo Enhanced Experienceとはなんなのか? その内容をレノボ・ジャパン大和事業所のソフトウェア開発スタッフが紹介した。

メッセージ的側面と技術的側面を持つ

 レノボ・ジャパン 研究開発 TVT・ノートブックソフトウェア開発担当/開発部長の麻生純一氏は、レノボ・ジャパンにおける大和事業所ソフトウェア開発部隊の役割について紹介した。現在、大和事業所ではThinkPadに実装するBIOSとドライバ、ThinkVantageの開発を行うとともに、OSパートナーとともにOS最適化の作業も進めている。

 レノボ・ジャパン アライアンス マーケティングオペレーション担当シニアマネージャーの伊藤重雄氏は、「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」(以下、W7 Lenovo EE)の意味と展開方針について、「メッセージ戦略的な側面と技術的側面が持つ」と述べ、ユーザーに対するメッセージ的な側面では、W7 Lenovo EEをキーワードとしてプロモーションを進めていくことを明らかにした。伊藤氏が「Enhanced Experienceの意味は“より快適に体感できること”」と説明するように、レノボ・ジャパンでは、Windows 7を導入したThinkPadシリーズで向上したパフォーマンスを体感してもらうことをメインに訴えていくという。

 また、コンシューマーユーザーに対してもW7 Lenovo EEのメリットを訴求する予定で、その内容も、「豊富なエンターテイメントとグラフィックスの機能でリッチコンテンツを楽しめる」「手軽で簡単なセルフメンテナンス機能が利用できる」とビジネスユーザーとは切り分けている。

 伊藤氏は、ThinkPadシリーズで「W7 Lenovo EE」のロゴを展開することで、「ロゴがあるThinkPadはチューニングされたより快適な体感ができるPCで、より快適な体感をするための技術的な裏づけが施されているというメッセージをユーザーに提供できる」とW7 Lenovo EEロゴの役割と効果を説明する。

レノボの開発体制において、大和事業所はThinkPadシリーズのBIOSとドライバ、ThinkVantageの開発拠点となっている(写真=左)。BIOSのチューニングではインテルと、OSのチューニングではマイクロソフトとそれぞれ協力して作業を進めている(写真=右)

W7 Lenovo EEの“メッセージ的側面”では、ビジネスユーザーとコンシューマーユーザーのそれぞれに異なる内容を訴求していく(写真=左)。製品に添付されるW7 Lenovo EEのロゴ(写真=右)

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