「光モノが再び加速してきた!?」――ハサミで切れるLEDテープと虹色に光るファン古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2010年02月22日 11時54分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「流行ったら、景気上向きの合図かもしれませんね」――ユニークな光モノアイテムが注目の的に

LIAN-LI「LED-R」(奥)と「LED-B」(手前)

 先週はLEDライトによる発光をウリにするアイテムが複数登場した。そのうち光ることだけを目的としているが、26個のLEDライトを一直線に並べたLIAN-LIの「LED-R/B」。ペリフェラル用の4ピンコネクタで給電するイルミネーションで、LEDが並ぶテープの裏側には両面テープが張られており、好きなところにつけられる。また、好みの長さにあわせてテープを途中で切ることも可能だ。カラーはレッドとブルーの2色で、価格はともに2500円弱。在庫は潤沢だ。

 T-ZONE.PC DIY SHOPは「配置の自由度はかなり高いので、光モノを配置しにくい5インチベイの内側や右側面側を光らせるといった使い方ができそうですね。グラフィックスカードなどで影になりやすいフロントパネルコネクタを照らす役割も担えそうです。ただ、アクセサリーとしては少し高価なので、テープを途中で切るのはもったいないかもしれませんね」と話す。

 一方、汎用ファンに高度なLED機能を搭載しているのが、Xclioの「256COLOR FAN」。羽とフレームに透明な素材を使っており、内蔵するLEDが虹色に変色するのが特徴だ。色は赤→オレンジ→黄→緑→青→紫→ピンクへと変化するが、付属のコントローラーで色の固定や消灯もできる。ラインアップは8センチと12センチ、25センチ、36センチの4種類で、価格は順に1500円前後、1700円前後、2500円前後、3000円前後となる。

 ツートップ秋葉原本店は「単品では滅多にお目にかかれない36センチタイプは、店頭でも注目されています。ただ、設置できるケースがそうはないので、ヒットは期待できないでしょう。大きさのインパクトで注目を集めていますが、光モノとしても注目している人はいるでしょうね。8センチや12センチファンは汎用的に使えるので、今後の売れ行きに注目したいです。ちなみに、256COLORというのは色が変化するときの中間色を含めているそうで、まあ、カラフルに光りますよというくらいの意味でとらえてください」と語っていた。

 LEDなどを組み込んだ光モノパーツは日本でも2002〜4年ごろに話題を集めた。その後も透明アクリルのみで作ったPCケースや、LEDを組み込んだファンなどが継続的に複数のメーカーから登場しているが、ブームを起こすには至っていない。しかし、最近の動向から再ブームの流れを期待する声もいくつか上がっている。

 ドスパラ秋葉原本店は「ゲーミングケースの多くはLED内蔵ファンを搭載しているので、追加するファンも標準搭載のLEDと同じ色のものを選ぶという人はけっこういますね。LIAN-LIのLEDテープにしても、ケースでよく使われる青と赤ですし、256COLOR FANは色調整が効きます。一見キワモノなアイテムに見えますが、すでにあるLED環境に合わせやすくて、光モノとしてはわりと実用性があるんですよね。ここでヒットしてくれたら、自作の楽しみ方も増えるでしょうし、うれしい限りなんですけど」と、控えめにコメントしていた。

Xclio「256COLOR FAN」。25センチと36センチタイプは大型すぎるため、製品が見えないボックスに入れられている。店頭でも、ほかのファンとは別の場所に置かれていることが多かった

 とはいえ、マシンにマストではないアイテムが売れるのは簡単でないのも実情だ。某ショップは「今回の光モノは店頭での注目度が高いですけど、ほとんど買われませんよ。別になくてもいいものですからね。光モノブームのときは、目新しさに加えて、ユーザーにも自分のマシンに数千円の遊びを加えようという余裕があった気がします。もし店頭での注目度がそのまま売れ行きにつながったら、遊び心を実現できるような財布にゆとりがある人が増えている証拠でしょう。景気が上向く合図かもしれませんね。まあ、遊び半分で眺めますよ」と笑っていた。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  2. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  3. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  4. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  5. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  6. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  7. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  8. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
  9. サンワ、サイドホイールを備えた多機能ワイヤレスマウス (2026年05月11日)
  10. ノートPCとスマホを同時急速充電できる「Anker Charger (140W, 4 Ports)」がタイムセールで8990円に (2026年05月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年