スティーブン氏は、「GeForce GTX 460の隠されたもう1つの特徴」であるオーバークロックについても説明した。スライドで「注:オーバークロックは自己責任 (ry」と示しつつ、同じスライドで「GTX 460はオーバークロックしたらすごいんです」とアピールするスティーブン氏は、リファレンスカードの標準設定でコアクロックが675MHzのところ、800MHzを超えるオーバークロックも可能であると主張。スティーブン氏がオフィスで実際に成功したオーバークロック設定として、コアクロック800MHz、メモリクロック2000MHzを示すとともに、そのときのGPU温度が56度にとどまったことも紹介された。
また、最新のGeForce Driver Release 258.96について、「ワールドワイドではGeForce GTX 460対応だけが注目されているが、日本のユーザーに気になるポイントとして、FINAL FANTASY XIVベンチマークテストの結果がGeForce GTX 480で7%、GeForce GTX 460なら10%向上する」こともアピールした。
Palitで日本市場を担当するデミ・コウ氏は、同社がリリースしたGeForce GTX 460ラインアップの「Palit GTX 460 768MB」「Palit GTX 460 1024MB Sonic」「Palit GTX 460 1024MB Sonic Platinum」を紹介した。
“Sonic”と“Sonic Platinum”はともにグラフィックスコアにGDDR5を1Gバイト搭載したオーバークロックモデルで、“Sonic”はコアクロックを700MHzに、メモリクロックを1800MHzに設定、Sonic Platinumでは、コアクロックを800MHz、メモリクロックを2000MHzまでアップしている。
PalitのGeForce GTX 460搭載製品を日本で正式に購入できるのはドスパラのみで、初回販売店舗は、ドスパラWEB通販のほか、札幌店、千葉店、秋葉原本店、横浜駅前店、大須店、なんば店、広島店に限定されるという。なお、今後、全国のドスパラ店舗でも順次販売する予定だ。
実売価格は、「Palit GTX 460 768MB」が1万9980円、「Palit GTX 460 1024MB Sonic」が2万3980円、「Palit GTX 460 1024MB Sonic Platinum」が2万4980円となる見込み。
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