FF14を余裕でこなすグラフィックスカードは?――「G-Tune」でまとめて検証:GeForceかRadeonか(3/3 ページ)

» 2010年07月29日 12時45分 公開
[小川夏樹,ITmedia]
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FF14ベンチで各種グラフィックスカードを試す

 まずはベースマシンの構成でFF14ベンチを計測してから、別途用意したグラフィックスカードに交換し、同じようにFF14ベンチを計測した結果を掲載していこう。今回検証したグラフィックスカードは、GeForce GTX 460、GeForce GTX 470、GeForce GTX 470のSLI、GeForce GTX 480、Radeon HD 5850、Radeon HD 5870である。なおNVIDIAの最新ドライバを導入するとFF14ベンチでスコアアップが望めるということなので、旧ドライバと新ドライバで計測した結果も掲載しておく。また、実際のプレイ環境に近くなると思われる非公式のフルスクリーン化DLLを導入して計測している点にも注意してもらいたい。

テストではLOW設定、HIGH設定のいずれもキャラクター選択で「ヒューラン(女)」を選択して行っている。キャラクターを変えることで若干のスコアの上下が見られるかもしれない(画面=左)。キャラクター選択でヒューラン(女)にした理由は、筆者の好みの問題だけなのでスコア結果を比較した後は、好みのキャラクターを選択して再実行してみるといいだろう。ちなみにこのキャプチャ画面は、筆者のオンボロマシン環境でフルスクリーン化ツールを用いてフルスクリーンによる実行時のものである(画面=右)

通常のFF14ベンチは、ウィンドウ表示による動作となる。この描画であるとNVIDIAのSLI、3D VisionやATI CrossFireXが有効にならないと言われている。また、ベンチマークスコアも若干だがウィンドウ表示ではスコア値が低いようだ(画面=左)。同様にウィンドウ表示状態でのHIGH設定によるベンチマーク結果。SLI構成のGeForce GTX 470にもかかわらずスコア的にはかなり厳しい値となっている。やはりSLIの効果を有効にするためには「FF14ベンチフルスクリーン化ツール」と呼ばれるDLLを導入し、フルスクリーンで実行する必要がありそうだ(画面=右)

 FF14ベンチの結果の値は、どの程度快適にプレイできるかの指標となっており、確実に快適にプレイできる値は4500以上のスコアになる。ただ一歩譲って3000〜4499の「やや快適」程度までを認めた場合であっても、HIGH設定(1980×1080ドットのフルHD)で、このスコアを出すグラフィックスカードであることを条件とすべきだろう。

FINAL FANTASY XIV Official Benchmarkの結果。※記事初出時、上記のグラフにおいて、Radeon HD 5870とRadeon HD 5850のスコアが反対になっていました。おわびして訂正いたします

 そうした点で合格ラインにあるのは、HIGH設定で3000を超えていたGeForce GTX 460以外のすべてのグラフィックスカードだ。GeForce GTX 460はLOW設定(1280×720ドット表示)では快適動作のスコアとなる4500を超えているがHIGH設定ではガクンとスコアを落とし「普通」という判定にまで落ち込んでしまっている。またグラフィックスカード1枚の状態ではRadeon HD 5870がLOW設定とHIGH設定の両方で高いスコアとなっている。

 GeForce GTX系に関してはGeForce GTX 480が健闘しているものの、Radeon HD 5870に残念ながら及ばなかった。ただし、HIGH設定で最もスコアが高かったのはGeForce GTX 470(SLI)で、さすがにSLI構成は負荷が高くてもスコアの落ち込みが少なくてすむことが分かる。つまりHIGH設定で存分にFF14を楽しみたいのであればGeForce GTX 470(SLI)以上が必要になるだろう。

 十分な予算が確保できるのであればGeForce GTX 480のSLI構成も視野に入れたい。ただし、GeForce GTX 480単体での消費電力は最大で250ワットとも言われており、2枚で500ワットとなるので電源をさらに高出力のモノに交換する必要があるかもしれない。

 以上のようにLynnfieldでFF14ベンチマークを試した結果では、GeForce GTX 470の1枚差し(できればSLIがベスト)かRadeon HD 5850以上を搭載するシステム(BTOによる構成)を選ぶほうがよさそうだ。いずれにせよ、マウスコンピューターのG-Tuneならフルラインアップがそろっているので、自分にぴったりのマシンが見つかるはずだ。

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