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» 2010年10月25日 09時00分 公開

古田雄介のアキバPickUp!:「すごいぜAMD、ちゃんと来た!」――Radeon HD 6800シリーズが一斉に登場 (2/4)

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「で、HD 5800カードをどーすんのって話」――ショップ単位でHD 5800カードの値下げが進む

ツートップ秋葉原本店のレジには、HD 6800カード発売直前まで新製品の未入荷を伝えるPOPが張られていた

 Radeon HD 6800カードが好調に売れる様子を複雑な表情で眺めるショップは少なくない。新製品の登場がプラス材料とするなら、マイナス材料は従来製品の在庫の処遇だ。先週、Radeon HD 5000ファミリーのグラフィックスカードを値下げするショップが多くみられた。先週お伝えしたとおり、10月後半から現行製品の買い控えも発生している。

 カード類の仕入れを担当している某店員氏は「AMDのグラフィックスカードはGPUの発表から少し間を置いて登場するのが常だったので、現行製品もこれまでどおりストックしていたんですよ。そこにきて、6870/6850がまさかの高速入荷。HD 6000ファミリーは価格も安いので、残っているHD 5000系も従来どおりの価格じゃ売れません。仕方がないので、赤字覚悟で値下げすることにしました」と悔しそうに漏らしていた。

 特に値下げが目立ったのは、Radeon HD 5850搭載カードだ。多くのモデルが2万5000円前後から3万円で買えるようになっている。また、ミドルクラスで定番の人気があるHD 5770搭載カードも値下げ対象にするショップがみられた。

 T-ZONE.PC DIY SHOPは「HD 5000ファミリーの上位クラスは可能な限り下げていますね。発売から1年経って価格が落ち着いたこともあり、どうにかHD 6800に対抗できる状態にはできたと思います。HD 5000世代なら、メーカーの独自クーラーを搭載したモデルも多いですし、現在の価格なら悪くない選択肢でしょう」と語る。

 クレバリー1号店は従来モデルならではのメリットもアピールする。「Radeonは初モノのドライバは不安定になりやすいという傾向があります。いろいろなゲームで使うなら、成熟したHD 5000系のドライバを使うほうが安心できるという側面はあると思います」と話していた。

T-ZONE.PC DIY SHOPのRadeon HD 5000系価格表(写真=左)。ドスパラ秋葉原本店でもRadeon HD 5000系の値下げがみられた(写真=中央)。クレバリー1号店もモデル単位で値下げに踏み切っている(写真=右)

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