PCケースで話題を集めたのは、LIAN-LIの小型ケース「PC-Q11」。mini-ITXとmini-DTXに対応するモデルで、ATX電源ベイとUSB 3.0対応のフロントコネクタを備えているのが特徴だ。そのほか、5インチベイ1基と3.5インチシャドウベイ2基、2.5インチベイ2基を備え、拡張ブラケットは2本分用意している。
先々週にシルバーとブラックの2色が登場したのに続き、先週はレッドとホワイトが店頭に並んだ。特徴的なのはその価格。前者2モデルは1万4000円弱だがレッドは1万7000円弱、ホワイトは2万4000円弱と、カラーによって大きな開きがある。
その理由をTSUKUMO eX.は「塗装にかかるコストの問題だと思います。LIAN-LIのレッドモデルは、これまでも通常モデルに比べて2〜3000円高かったですし、まあ普段どおりです。毛色が違うのはホワイト。ほかの3色と違ってアルミの素材感を消す厚塗りを施しており、表面に光沢があるんですよ。塗装に使う技術が違いますし、ホワイトだけは外注費がかかっているのではといわれています。だからほかより段違いに高価になっているんですね」と語る。
それでも、ホワイトモデルには一定に需要があると踏む。「光沢感のあるホワイトケースというのは、ミドルタワーでもなかなかありません。小型ケースはIONなどを搭載してリビングPCにしたり、彼女にプレゼントするという人もいらっしゃるので、見た目というのも重要な要素になるんですよね。ホワイトならどんなカラーリングの部屋にも合わせやすいですし、欲しい人は確実にいると思います」という。
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