電源ユニットの新しい注目株は、コルセアから登場した「CMPSU-1200AXJP」だ。80PLUS GOLD認証を取得した定格1200ワットのATX電源で、+12ボルト系統が最大100.4アンペアと大容量になっているのが特徴。価格は4万3000円弱となる。
ドスパラ秋葉原本店は「ハイエンドGPUでSLIやCrossFireXを構築するという人に注目されると思います。このクラスになるとタコ足からの給電は避けたほうがいいですが、数年後も消費電力の高いGPUをガンガン使うという人には魅力的でしょう。GeForce GTX 480のSLIでも900ワット電源で安定動作しますが、オーバークロックを試すという人にはこれくらいの余裕があったほうがいいのかもしれません」と話していた。
ドライブ類では、東芝の2.5インチHDD「MK7559GSXP」と、マーシャルのスリム型BD-Rドライブ「UJ240/MAL-BDS061N」が複数のショップに入荷していた。
MK7559GSXPは8Mバイトのバッファを備える750Gバイトモデルで、回転数は5400rpm。2プラッタで構成されており、価格は8000円前後だ。ツートップ秋葉原本店は「750Gバイトの2.5インチHDDは3プラッタと2プラッタタイプが混在しています。やはりプラッタが少ないほうが壊れにくく、質量も軽くなるので、モバイルノートに換装するという人には人気がありますね」と語る。
UJ240/MAL-BDS061Nは、パナソニック製の「UJ-240」を採用したリテール品で、BD対応の再生ソフト「PowerDVD 9」やライティングソフト「Power2GO 6」を備え、スリムライン変換ケーブルも付属している。フェイス秋葉原本店は「スリムライン変換ケーブルは意外と見落とす人が多いので、最初から付属しているというのはポイントだと思います。小型マシンに組み込むBD-Rドライブとしては、なかなかよい選択肢がでてきたと思いますね」と話していた。価格は1万3000円弱だ。
そのほか、ツートップ秋葉原本店のレジ前には、「Windows XP Professional x64 Edition英語版(SP2)」のパッケージも並んだ。用意しているのはDSP版1台のみで、USB拡張カードとセットで1万8000円の値が付けられている。Windows XPは10月22日にショップブランドPCの販売も終了したため、新品での入手は困難な状況。そのため、同店は「たまたま倉庫にあったようです。英語版ですが、欲しい人は絶対いるでしょう」と強気の笑顔をみせていた。


東芝「MK7559GSXP」(写真=左)。マーシャル「UJ240/MAL-BDS061N」(写真=中央)。ツートップ秋葉原本店のレジで見かけた「Windows XP Professinal x64 Edition英語版(SP2/DSP)」(写真=右)
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