富士通が「FMV」春モデルを発表――グラスレス3D、Sandy Bridge、AMD Fusion APUなど大幅強化2011年PC春モデル(1/3 ページ)

» 2011年01月12日 11時00分 公開
[ITmedia]

FMV LIFEBOOKシリーズの特徴

ラインアップ

  • FMV LIFEBOOK NHSHPHMHに新デザインを採用
  • WEB MART限定モデルとしてAH30/CN、PH75/CNを用意
  • FMVらくらくパソコン3(AH/R3)は継続販売

ハードウェア

  • FMV LIFEBOOK NHAHSHPH(12.1型ワイド)に第2世代Core iを採用
  • FMV LIFEBOOK PH(11.6型)にAMD Fusion APUを採用
  • FMV LIFEBOOK NHに17.3型フルHD液晶と3ウェイ5スピーカーを搭載
  • FMV LIFEBOOK SHPH(12.1型ワイド)/MHはモバイルWiMAXを標準搭載
  • FMV LIFEBOOK AHSHPHにIntel WiDi Ver.2.0対応モデルを用意

ソフトウェア

  • OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumを採用(MHはWindows 7 Starter)
  • FMV LIFEBOOK PH(12.1型ワイド)はOSの高速起動に対応
  • 3D立体視モデルは3D放送の視聴・録画・立体視再生に対応
  • 3D立体視モデルはパナソニックの3Dビデオカメラで撮影した3D映像に対応
  • WEB MARTカスタムメイドモデルは64ビット版Windows 7 Professionalも選択可能

FMV ESPRIMOシリーズの特徴

ラインアップ

  • 23型ワイド液晶一体型のESPRIMO FHに「グラスレス3D」対応モデルを用意
  • 新デザインの20型ワイド液晶一体型PC、FMV ESPRIMO EHを追加
  • FMV ESPRIMO DHに新デザインを採用

ハードウェア

  • FMV ESPRIMO FHDHに第2世代Core iを採用
  • FMV ESPRIMO FHに2TバイトHDD搭載モデルを用意
  • FMV ESPRIMO EHにAMD Fusion APUを採用

ソフトウェア

  • OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumを採用
  • 3D立体視モデルは3D放送の視聴・録画・立体視再生に対応
  • 3D立体視モデルはパナソニックの3Dビデオカメラで撮影した3D映像に対応
  • WEB MARTカスタムメイドモデルは64ビット版Windows 7 Professionalも選択可能


ボディデザインも基本スペックも大きく変わった2011年春モデル

 富士通は1月12日、個人向けノートPC「FMV LIFEBOOK」シリーズおよびデスクトップPC「FMV ESPRIMO」シリーズの2011年春モデルを発表した。2010年秋冬モデルと同様、店頭モデルと同社直販の「WEB MART」で取り扱うカスタムメイドモデル(購入時に仕様変更が可能)を用意する。1月20日より順次発売する予定だ。

 ノート、デスクトップとも幅広い機種にインテルの第2世代Core iプロセッサ(開発コード名:Sandy Bridge)を採用し、AMDのFusion APU(Accelerated Processing Unit)搭載モデルもラインアップした。また、ボディデザインの変更やAV機能の強化、グラスレス3D立体視対応PCの投入など、大幅なモデルチェンジとなっている。

フラッグシップのAVノートを一新

 据え置き利用がメインのノートPCは、17.3型ワイド液晶搭載の「FMV LIFEBOOK NH」、15.6型ワイド液晶搭載の「FMV LIFEBOOK AH」、14型ワイド液晶搭載の「FMV LIFEBOOK LH」を用意。第2世代Coreについては、FMV LIFEBOOK NHにCore i7-2630QM(2.0GHz/最大2.9GHz/Hyper-Threading Technology対応)を、FMV LIFEBOOK AHにCore i7-2630QM(2.0GHz/最大2.9GHz/HT対応)およびCore i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz/HT対応)を採用した。

17.3型フルHD液晶搭載のフラッグシップモデル「FMV LIFEBOOK NH77/CD」

 フラッグシップのFMV LIFEBOOK NHはフルモデルチェンジを果たし、2010年秋冬モデルに比べて、スリムでエレガントなデザインを意識したボディに生まれ変わった。新機種の「NH77/CD」は、画面サイズを従来の18.4型フルHDから17.3型フルHDに小型化し、キーボード上部の4型サブディスプレイ「タッチスクエア」を省く一方、画面全体を継ぎ目のないフルフラットファインパネルに仕上げつつ、高音域出力用のツイーターや低音域用サブウーファーも含めた3ウェイ5スピーカーシステムをスマートに内蔵した。

 主力のFMV LIFEBOOK AHは、カラーバリエーションを含め全18モデルの大所帯(継続販売のらくらくパソコン3も含む)。第2世代Core i5/i7をはじめ、円偏光方式の3D立体視や3波デジタル放送の視聴/録画、LEDバックライトの高輝度液晶、BDXL対応Blu-ray Discドライブに対応したモデルや、Pentium P6200(2.13GHz)搭載の低価格モデル、シニア向けのらくらくモデルなど、ユーザーニーズや価格帯に応じて豊富なバリエーションをそろえている。全モデルでフルサイズ4列テンキー付きキーボードを採用するのも特徴だ。

Core i5-2520Mを搭載し、円偏光方式の3D立体視や3波デジタル放送の録画に対応した「FMV LIFEBOOK AH58/CM」
Core i7-2630QMを搭載したハイスペックモデル「FMV LIFEBOOK AH77/C」

Pentium P6200搭載のエントリーモデル「FMV LIFEBOOK AH42/C 」
AH42/Cの下位となるCeleron 900搭載モデル「AH30/CN」もWEB MART限定で用意

14.1型ワイド液晶搭載の「FMV LIFEBOOK LH52/C」

 FMV LIFEBOOK LHは、1366×768ドット表示の14型ワイド液晶を備えたベーシックなノートPC。ホワイトやピンクといった女性向けのカラーバリエーションやデザインを取り入れたインテルプラットフォームのモデルは省かれ、AMDプラットフォームの低価格モデルのみとなった。

 ラインアップはLH52/Cの1モデル展開(カラーは2色)で、CPUはAthlon II P340(2.2GHz)を採用。Office Home and Business 2010を搭載し、予想実売価格は10万円強に抑えている。

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