セパレートタイプのスリムデスクトップPC「FMV ESPRIMO DH」は、24型ワイド液晶(1920×1200ドット)を付属する「DH77/C」と、22型ワイド液晶(1680×1050ドット)を付属する「DH53/C」の2モデルがラインアップされる。
2011年春モデルでは、上位機種にSandy Bridge世代の新型Core i7を採用し、ボディデザインを一新したのが見どころ。DH77/Cの基本システムは、Core i7-2600(3.4GHz/最大3.8GHz)とIntel H67 Expressの組み合わせを採用しており、グラフィックス機能はCPUに統合されたIntel HD Graphics 2000を利用する仕様となっている。メモリ容量は4Gバイト(最大16Gバイト)、HDD容量が1Tバイト、光学ドライブはBlu-ray Discドライブだ。
また、インタフェースとして背面に2基のUSB 3.0対応ポートを搭載したのも目を引く。そのほかの構成は、USB 2.0×6(前面×4、背面×2)、SD/MS対応メモリーカードスロット、音声入出力、ギガビットLANなど。OSは64ビット版のWindows 7 Home Premiumだ。実売想定価格は20万円前後。
一方、下位モデルのDH53/Cは、Core i3-550(3.2GHz)とIntel H55 Expressチップセットの組み合わせを採用し、メモリ容量が2Gバイト、HDD容量が500Gバイト、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブという構成になっている。インタフェースは上位機とほぼ共通だが、USB 3.0は搭載していない。Turbo Boost Technologyにも対応するCore i5-650(3.2GHz/最大3.46GHz)を採用していた2010年秋冬モデルに比べてダウングレードした格好だが、発売当初17万5000円前後だったDH550/5Bに比べて、DH53/Cは13万円前後と大幅に引き下げられている。
なお、直販のカスタムメイドメニューに24型ワイドのノングレアパネルが加わったほか、メモリは最大16Gバイト、HDDは最大2Tバイトまで選択できるようになっている。
FMV ESPRIMO DH店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
ESPRIMO DH | DH77/C | セパレート型 | フルモデルチェンジ | Core i7-2600 (3.4GHz/最大3.8GHz) | 4096MB (DDR3) | 1TB | 64ビット版7 Home Premium | 20万円前後 |
DH53/C | セパレート型 | 新カラー、CPU変更、低価格化 | Core i3-550 (3.2GHz) | 2048MB (DDR3) | 500GB | 64ビット版7 Home Premium | 13万円前後 | |
FMV ESPRIMO DH店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
ESPRIMO DH | DH77/C | 24型ワイド | 1920×1200 | Intel H67 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | CPU統合 | −/Office Home and Business 2010 | 約7.5キロ (本体) |
DH53/C | 22型ワイド | 1680×1050 | Intel H55 | 2層対応DVDスーパーマルチ | CPU統合 | −/Office Home and Business 2010 | 約7.5キロ (本体) | |
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