そのほかのジャンルでは、オウルテックの5インチベイツール「OWL-B5BA3」と「OWL-B5BA2」が注目を集めていた。それぞれ5インチベイ3段と2段に装着する透明アクリルケースで、価格は4000円弱と3000円弱となる。
パソコンショップ・アークは「予想外にヒットしています。5インチベイを余らせている人はけっこう多いようで、小物入れとして使ったり、小さなフィギュアを飾ったりされるようです。汎用性はものすごく高いので、今後も安定して売れてくれればと期待しています」と話していた。
グラフィックスカードで話題になっていたのは、ASUSTeKのGeForce GTS 450カード「ENGTS450 DC SL」だ。GPUクロックを標準の783MHzから594MHzへ大幅にクロックダウンしており、補助電源を省いているのが特徴。クーラーはファンレス仕様で、価格は1万2000円強となる。
ドスパラ パーツ館は「GeForce系で標準の補助電源なしモデルは、1つ下のGT 440からとなります。それよりもハイスペックなGPUを低容量の電源のままで使いたいという人にオススメですね。ちょっとしたオンラインゲームなら満足にプレイできますから」とプッシュしていた。
また、マザーボードでは、前述のAMD 990FXマザーのほかに、ASRockのP67マザー「P67 PERFORMANCE」に関心を寄せる人も多かった。同社のゲーマー向けブランド「Fatal1ty」に属するATXマザーながら、4way-SLIや4way-CrossFireXなどのグラフィックス機能は省かれているが、そのぶんコストパフォーマンスは高く、1万5000円弱で出回っている。
ドスパラ パーツ館は「上位の『P67 Professional』とは違って、ハイレベルなグラフィックス機能は使わないながらも、レスポンスの高いUSBポートや高速USB転送の『Fatal1ty XFast USB』機能など、Fatal1tyシリーズならではの付加機能だけ欲しいという人に向けたラインアップといえます」と話していた。
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