マシン一式をそろえるユーザーが増えるこの時期は、PCケース売り場も普段以上に盛り上がる。そのなかで先週末注目されていたのは、abeeのmini-ITXケース「acubic A30」だ。ブラックとシルバー、ブルー、ピンク、グリーン、パープルの6色ラインアップしており、価格はブラックとシルバーが2万3000円弱、残り4色は2万4000円弱となっている。電源は非搭載。
キューブ型や横置きタイプが多いmini-ITXケースのなかで、acubic A30はスリムタワー型のデザインを採用しているのが特徴。底部にATX電源ベイを置き、3.5インチと2.5インチベイ各1基を右側面脇に配置することで、ドライブベイの列がないATXケースのようなレイアウトを採っている。サイズは139(幅)×239(奥行き)×359(高さ)ミリだ。TSUKUMO eX.は「あえて5インチベイを設けないことで、フロントのデザイン性を高めていますね。サブ用途でリビングや机上に置くと見栄えしそうです」とプッシュしていた。
ATXケースで入荷後すぐにヒットしていたのは、クーラーマスターの「Silencio 550」だ。価格は1万2000円弱。フロントのドアや左右側面パネルに吸音シートを張り付けており、フロントからリアに流れる風で冷却する設計となっている。電源ベイは背面底部に配置しており、7基のHDDベイは3基と4基のユニットでそれぞれ着脱できるようになっている。5インチベイは3基。
ツートップ秋葉原本店は「30センチ前後の長いグラフィックスカードを挿すなら、中央のHDDベイユニットを外して対応できるので、静音性重視ながら柔軟性も兼ねそろえていますね。クーラーマスターといえばガンガン冷却できるゲーミングケースのイメージがありますが、こういうコンセプトのモデルも定評があるんですよ。今後も安定して売れるのではないかと思います」と話していた。
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