ソニーは11月1日、モバイルノートPC「VAIO Z」の直販限定モデル(VAIOオーナーメードモデル)において、CTOツリーの一部を変更し2011年秋冬モデル(VPCZ22AJ)として投入する。出荷は最速で11月6日になる予定だ。
VAIO Zは、薄型・軽量化を極限まで追求しつつ、外部GPUや光学ドライブを外付けドック(Power Media Dock)として提供することにより性能との両立を図ったソニーの最上位モバイル機。限定ボディカラーやハイスペックな構成を選択できるVAIOオーナーメードモデルでは、CPUのCTOツリーにCore i7-2640M(2.80GHz)/Core i5-2435M(2.40GHz)/Core i3-2330M(2.20GHz)の選択肢が新たに用意された。
1920×1080ドット表示の13.1型ワイド液晶(Adobe RGBカバー率96%)をはじめ、RAID 0構成のデュアルSSD(6Gbps対応)、英字配列/日本語配列のキーボード、キーボードバックライトやPower Media Dockの有無などは従来同様に選択可能。一方、ワイヤレスWAN機能は3Gの選択肢が省かれ、NTTドコモの「Xi」に対応するLTE内蔵の有無のみとなっている。
VAIOオーナーメードモデルの最小構成価格は13万4800円で、夏モデル発表当初の14万4800円から1万円ほど安い価格設定となった。なお、店頭向けには夏モデル(VPCZ219FJ)が継続して販売される。
最先端“Z”を集中テスト:ハイエンドモバイルの破壊と創造、そして――新型「VAIO Z」を徹底攻略する(後編)
このノートPCは事件だ:“光”がもたらすハイエンドモバイル革命――新型「VAIO Z」を徹底攻略する(前編)
完全分解×開発秘話:なぜ薄型軽量ノートPC+ドックなのか?――新生「VAIO Z」を丸裸にする
2011年PC夏モデル:1.15キロ/16.65ミリ厚の本体+ドック構成で復活した最上位モバイルノート――「VAIO Z」
2011年PC秋冬モデル:ソニーが「VAIO」秋冬モデルを発表――薄型軽量モバイルに15.5型フルHDモデル、裸眼3Dパネルのオプションも
2011年PC秋冬モデル:薄型軽量オールインワンモバイルに15.5型フルHDモデルが登場――「VAIO S」
2011年PC秋冬モデル:17型クラスの大画面モデルが登場した主力ノート――「VAIO E」
2011年PC秋冬モデル:16型ワイドフルHD液晶を搭載するハイスペックノートPC――「VAIO F」
2011年PC秋冬モデル:最新の“E-450”を搭載して性能強化──「VAIO Y」
2011年PC秋冬モデル:女性向けのスペシャルデザインも登場したスタンダードノート――「VAIO C」
2011年PC秋冬モデル:VAIOノートに装着して裸眼3D立体視が楽しめる――「3Dパネル」
2011年PC秋冬モデル:高性能志向の液晶一体型PCが小リニューアル――「VAIO L」
2011年PC秋冬モデル:Core i7搭載のハイエンドモデルにテレビ機能を追加――「VAIO J」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.