基幹パーツ以外の大幅な変更を経て、構成は以下のようになった。
ダメ出し後のパーツ構成 | ||||
---|---|---|---|---|
パーツ | 製品名 | メーカー | 取材時価格 | 数量 |
CPU | Core i7-3960X Extreme Edition | インテル | 8万4800円 | 1 |
CPUクーラー | CWCH100 | コルセア | 1万4800円 | 1 |
マザーボード | P9X79 DELUXE | ASUSTeK | 3万4980円 | 1 |
メモリ | CAK4GX40D3U1600/HYN(DDR3-1600 4Gバイト×4枚セット) | センチュリーマイクロ | 1万5480円 | 2 |
SSD | RealSSD C300シリーズ 256Gバイト | クルーシャル | 2万9980円 | 1 |
HDD | SATA3.0 2TバイトHDD | メーカー問わず | 1万2800円 | 2 |
光学ドライブ | BDR-S06J | パイオニア | 1万9980円 | 1 |
グラフィックスカード | GLADIAC GTX 570 V2 | ELSA | 3万5950円 | 1 |
キャプチャーカード | MonsterX2 | エスケイネット | 1万2980円 | 1 |
PCケース | CC650DW-1 | コルセア | 1万9980円 | 1 |
電源 | Xシリーズ SS-850KM | シーソニック | 2万5580円 | 1 |
OS | Windows 7 Proffesional 64bit DSP版(USBカードとセット) | マイクロソフト | 1万3170円 | 1 |
2台のHDDを加えたものの、合計金額は34万8760円と、およそ4万円ダウンしていた。森田氏はここからさらに安くする場合も考えており、「まずはメモリの容量を半分にしましょう。正直16Gバイトを超える使い方は滅多にしないでしょうからね。あとはHDDの価格動向をみて2台から1台に減らすという手も有効です。ポイントとしては、長く使えるという面でクオリティを下げないことです」とアドバイスしてくれた。
このコスト削減をすべて適用した場合は、合計金額が32万480円となる。さらに下げたい場合は、最上位CPUというこだわりから一歩引いて、4万7800円のCore i7-3930Kに代えるのもありだろう。この場合は合計28万3480円で、30万円を切る。
これだけ神経を行き渡らせた構成を用意すれば、知人も満足するはず。コストダウン一辺倒でない、こだわりのダメ出しをしてくれた森田さん、ありがとう!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.