“X79ハイエンド構成”から「エンコ向けマシン」に最適化してくれショップのダメ出し!(3/3 ページ)

» 2011年12月14日 11時45分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]
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ギュッと無駄を絞って35万円マシンに変身!

 基幹パーツ以外の大幅な変更を経て、構成は以下のようになった。

ダメ出し後のパーツ構成
パーツ 製品名 メーカー 取材時価格 数量
CPU Core i7-3960X Extreme Edition インテル 8万4800円 1
CPUクーラー CWCH100 コルセア 1万4800円 1
マザーボード P9X79 DELUXE ASUSTeK 3万4980円 1
メモリ CAK4GX40D3U1600/HYN(DDR3-1600 4Gバイト×4枚セット) センチュリーマイクロ 1万5480円 2
SSD RealSSD C300シリーズ 256Gバイト クルーシャル 2万9980円 1
HDD SATA3.0 2TバイトHDD メーカー問わず 1万2800円 2
光学ドライブ BDR-S06J パイオニア 1万9980円 1
グラフィックスカード GLADIAC GTX 570 V2 ELSA 3万5950円 1
キャプチャーカード MonsterX2 エスケイネット 1万2980円 1
PCケース CC650DW-1 コルセア 1万9980円 1
電源 Xシリーズ SS-850KM シーソニック 2万5580円 1
OS Windows 7 Proffesional 64bit DSP版(USBカードとセット) マイクロソフト 1万3170円 1
価格はPC DIY SHOP FreeTの取材時店頭価格(キャンペーン特価を除く)となっている。合計金額は34万8760円だ

構成表を最終チェックする森田氏

 2台のHDDを加えたものの、合計金額は34万8760円と、およそ4万円ダウンしていた。森田氏はここからさらに安くする場合も考えており、「まずはメモリの容量を半分にしましょう。正直16Gバイトを超える使い方は滅多にしないでしょうからね。あとはHDDの価格動向をみて2台から1台に減らすという手も有効です。ポイントとしては、長く使えるという面でクオリティを下げないことです」とアドバイスしてくれた。

 このコスト削減をすべて適用した場合は、合計金額が32万480円となる。さらに下げたい場合は、最上位CPUというこだわりから一歩引いて、4万7800円のCore i7-3930Kに代えるのもありだろう。この場合は合計28万3480円で、30万円を切る。

 これだけ神経を行き渡らせた構成を用意すれば、知人も満足するはず。コストダウン一辺倒でない、こだわりのダメ出しをしてくれた森田さん、ありがとう!

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