“Retina”に最も近いUltrabook――「ZENBOOK Prime UX21A」を徹底検証する(前編)IPS方式の11.6型フルHD液晶が圧巻(4/4 ページ)

» 2012年07月31日 08時30分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

バックライト付きのキーボードは13.3型より小ぶり

アイソレーションデザインのキーボードは、13.3型に比べて少し小さめだ

 キーボードは標準的な6段配列で、キートップのみを格子状のキーボードベゼルから露出させたアイソレーションスタイルを採用している。

 主要キーのキーピッチは、実測値で18.5(横)×16.5(縦)ミリだ。13.3型モデルよりはキーピッチが少し狭いものの、アルファベットキーを中心とした主要キーに変則的なサイズのキーは見当たらず、これくらいならば違和感はそれほどないだろう。

 ただし、半角/全角キー(実測ピッチ13.5ミリ)やスペースバー右側のキー(実測ピッチ14.5ミリ)などは横幅が少し狭く、カーソルキーも12(横)×8(縦)ミリと常用できるギリギリのサイズだ。カーソルキーを使っていて、すぐ左にある右Ctrlキーなどと打ち間違うことが何度かあった。

 電源ボタンが右上のキーに割り当てられている点は先代機と同様だ。ミスタイプのリスクはあるものの、かなり押し判定は厳しく調整されており、軽く押しただけでは反応しないようになっている。強く押してしまった場合も確認画面が表示されるようになっているため、Windows上での作業中に即シャットダウンしてしまう心配はない。

 キーボードの固定はしっかりしており、たわみもあえて強く押せばわずかに感じる程度で、ほとんどない。キートップにはわずかにくぼみが(分からない程度)あり、キーのスイッチの感触は13.3型モデルと同じような印象だ。キーストロークは実測で1.5ミリ程度と浅いが、クリック感はしっかりある一方、反発がやや強めとなっている。キートップが黒になり、キーボードバックライトが加わっている点も13.3型モデルと同様だ。

 キーボードバックライトの明るさはホットキーで手動調整できるが、電源プランと連動してオン/オフや明るさが自動で切り替わるようなユーティリティなどがあれば、さらに便利に使えただろう。

キーストロークは実測で1.5ミリ程度と浅いが、クリック感はしっかりある(写真=左)。キーボードバックライトは明るさを手動で調整できる(写真=中央)。Windowsでの作業中に電源ボタンを押すと、このようなメニューが表示される(画面=右)。誤って押してしまっても、即シャットダウンしてしまう心配はない

クリックボタン一体型の大きなタッチパッドを装備

 キーボードの手前には、105(横)×63(縦)ミリと大きなサイズのクリックボタン一体型タッチパッドを内蔵。パッドの左下を押し込むと左クリック、右下を押し込むと右クリックが行える。タッチパッドの滑りは上々だ。

 タッチパッドにはELANのドライバが導入されている。2本指での上下/左右スクロール、2本指の開閉による拡大/縮小、回転機能、3本指スワイプによるページ送りなどのマルチタッチジェスチャー機能が利用可能だ。

 13.3型モデルとタッチパッドの横幅が同じで、ホームポジションのやや右寄りに配置されているため、タイプ中にタッチパッドが誤差動しやすい印象を受けたが、タイプ中の誤動作を防止する「SmartDetector」機能でエリア検出を「小」に設定してやると、誤作動はかなり改善された。

タッチパッドにはELANのドライバが導入されており、2本指での上下/左右スクロール、2本指の開閉による拡大/縮小、回転機能、3本指スワイプによるページ送りといったマルチタッチジェスチャー機能が利用できる。タイプ中の誤動作を防止するSmartDetector機能も搭載している


 以上、ZENBOOK Prime UX21Aの液晶ディスプレイ、ボディデザイン、キーボードを中心にチェックした。レビュー後編は、パフォーマンスやバッテリー駆動時間のテストを中心にお届けする。

ZENBOOK Prime UX21Aの主なスペック
型番 UX21A-K1256
CPU Core i7-3517U(1.9GHz/3.0GHz)
チップセット Intel HM76 Express
グラフィックス CPUに統合(Intel HD Graphics 4000)
液晶ディスプレイ 11.6型ワイドIPS(LEDバックライト)
液晶表示解像度 1920×1080ドット
メモリ 4Gバイト(PC3-12800)
データストレージ SSD 256Gバイト(SanDisk U100)
光学ドライブ
通信機能(有線) 100BASE-TX(付属のUSBアダプタ利用)
通信機能(無線) IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
メモリカードスロット
USBポート USB 3.0×2
Webカメラ 92万画素
ディスプレイ出力 Mini-VGA、Micro HDMI
その他インタフェース ヘッドフォン/マイク共用
キーボード バックライト搭載
サイズ(幅×奥行き×高さ) 299×196.8×3〜17.5ミリ
重量 約1.1キロ
バッテリー駆動時間(充電時間) 約5.1時間(約2.8時間)
OS 64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月25日 更新
  1. 画面が伸びる! 勝手に回る! デジタル文房具の未来を拓くLenovoの“変態ギミック”搭載PC 3選 (2026年02月23日)
  2. AI故人との対話は「1年」まで?――開発者があえて「卒業」を推奨する理由 (2026年02月24日)
  3. 羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー (2026年02月24日)
  4. パーツ高騰の救世主? 実売6000円弱のコンパクトPCケースや1.4万円のIntel H810マザーが話題に (2026年02月23日)
  5. 16GB版と8GB版のすみ分けが進むRTX 5060 Ti――HDD「完売」報道の影響は? 今週末のアキバパーツ事情 (2026年02月21日)
  6. モニター台とドッキングステーションが合体した「Anker USB-C ハブ 10-in-1 Monitor Stand」が28%オフの1万7990円で販売中 (2026年02月20日)
  7. マウスの概念が変わる! ロジクールG「PRO X2 SUPERSTRIKE」が切り開く“身体感覚”と直結する新たなクリック体験 (2026年02月18日)
  8. ルンバが日本のために本気を出した! 「Roomba Mini」が示す“小が大を兼ねる”新基準とは (2026年02月21日)
  9. サンワ、手首の負担を軽減するエルゴデザイン形状のワイヤレストラックボール (2026年02月24日)
  10. Amazfit、チタン合金ボディーを採用した高耐久スマートウォッチ (2026年02月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年