驚きと興奮、再び――写真で見る「iPad mini」薄い、軽い、持ちやすい!!(2/2 ページ)

» 2012年10月24日 08時25分 公開
[神尾寿,ITmedia]
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非Retinaとは思えない「高密度感のあるディスプレイ」

 すでに従来のiPhoneやiPadを体験している人で、速報ニュースを見て「iPad miniはRetinaディスプレイではないのか」と落胆している人もいるかもしれない。しかし、ちょっと待ってほしい。筆者がiPad miniの実機を見て、目を瞠ったのが意外なほどの“ディスプレイの美しさ”なのだ。

 むろん、数字だけ見れば、iPad miniの解像度は1024×768ドット(XGA)であり、Retinaではない。だが、スクリーンサイズが9.7インチから7.9インチにサイズダウンしたことで、体感的な密度感が高くなり、数値以上の高密度さを感じるのだ。写真や映像の表示、日本語のWebサイトや電子書籍などさまざまな表示を試してみたが、iPad miniの画面表示は十分に美しいと感じた。9.7インチ iPadにおけるRetinaディスプレイ搭載の有無ほどの差はなく、単独で見れば十分に美しいといえるクオリティだ。

PhotoPhoto 左はiPad miniで写真を表示したところ。解像度的にはRetinaディスプレイではないが、画面サイズが小さくなったこともあって数値以上に精緻さを感じる表示品質になっている。右はiPad miniのSafariでITmediaのサイトを表示したところ。画面スクロールは速く、拡大縮小もスムーズだ。モバイル用途のWeb端末として、iPad mniのポテンシャルは高い
PhotoPhoto iBooksのアプリでサンプルとして入っていた夏目漱石の「坊ちゃん」を読んでみた。日本語表示の品質も高く、iPad miniが持ちやすいこともあって電子書籍との相性はすこぶるよい。日本でのiBookstore開始にも期待がかかるところだ

 一方、表示品質以外の面では、今回、狭額縁設計を取り入れてまでもアスペクト比を従来のiPadから変えなかった点を高く評価したい。他社の7インチクラスのタブレットでは、Nexus 7のようにアスペクト比16:10など縦長のディスプレイになる傾向が見られるが、iPad miniではiPadと同じくアスペクト比4:3を維持。これにより膨大な量のiPadアプリとの互換性を保った。また、タブレット端末ではWebブラウザでフルサイズのWebサイトを見ることが多いことを鑑みても、iPad miniでもiPad同様のアスペクト比を維持したことは正解と言えるだろう。

初代iPad登場時のような驚きと興奮

 iPad miniの発表、そして実機体験を通じて、筆者の胸に沸々と沸きあがってきたものがある。それは初代iPad登場の時に感じた、驚きと興奮である。iPadはこれまでのPCにはない新たなコンピューティングの可能性を示し、実際に人々の生活を変えてきたが、iPad miniはその領域をさらに拡大するものだ。持ち運びしやすいサイズと重量になったことにより、より多くの人がより多くの利用シーンで「iPadによる革新」を享受できるようになるだろう。iPad miniによって、小型タブレット市場が一般ユーザー層に一気に広がり、その可能性が爆発的に拡大するのは間違いない。

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