拡張カード類の新製品で異彩を放っていたのが、玄人志向のGeForce FX5500カード「GF-FX5500-A256HS」だ。価格は6000円弱。AGP 8x接続で補助電源はなく、ファンレス仕様なうえ、基板は1スロットに収まる厚みとなる。ちなみに、GeForce FX5500の登場年は2004年。
入荷したTSUKUMO eX.によると、AGP 8x接続のグラフィックスカードに関する問い合わせは3カ月に1回程度という。「PCI接続のカードを求める人のほうが圧倒的に多いですが、選択肢としてAGP 8xタイプが確保できるならという感じで入荷しました」という。
ただし、NVIDIAが公開しているFX5500用のドライバはWindows Vistaまでしかなく、玄人志向も対応OSを「Windows XP/Vista(SP1)」としている点は注意したい。「古いマシンの保守パーツとして捉えておくのがいいと思います。普通に考えたら、マシンを使い続けるなら、最新のものに乗り換えるほうがいいですが、そうもいかない事情もあるでしょうからね」(TSUKUMO eX.)。
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