グループ名 | 2012年8月純増数 | 累計 |
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NTTドコモ | 8万1200 | 6062万8000 |
KDDI | 16万1900 | 3588万5500 |
ソフトバンクモバイル | 21万7200 | 3014万1100 |
イー・アクセス | 非公開 | 非公開 |
携帯総計 | 46万0300 | 1億2665万4600 |
※初出時に数字が7月末のものになっていました。お詫びして訂正いたします。 |
電気通信事業者協会(TCA)が9月7日、8月末日時点での携帯電話・PHS契約数を発表した。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3社を合計した累計契約数は1億2619万4300件で、6月末時点の契約者数から42万1400件増加した。PHSの累計契約数は473万4100件で、携帯電話3社とPHSの合計契約数は1億3092万8400件となった。なおイー・アクセスは2011年12月分からTCAへの契約者数提供を取りやめている。2012年6月末時点での契約数は413万8000件となっている。
携帯電話の純増第1位は、8カ月連続でソフトバンクモバイルだった。8月度の純増数は21万7200件で、20万件超の純増が14カ月連続で続いている。2位は16万1900契約の純増になったKDDI。前月4万8500契約と増加のペースが鈍っていたが、元のペースに戻した。
ドコモは大口の解約があった関係で純増が8万1200にとどまっており、3位だった。
ソフトバンクモバイルはiPhone/iPadが好調であるのに加え、7月末に発売された「かんたん携帯 108SH」や「PANTONE 4 105SH」「PANTONE 5 107SH」が好評で純増に寄与しているという。下り最大76MbpsのモバイルWi-Fiルーター「ULTRA Wi-Fi 4G 102Z」も契約獲得に貢献しているとのこと。KDDIは、8月は新機種は出ていないものの、「スマートバリューズ入団キャンペーン」とiPhone 4Sを対象にしたキャッシュバックキャンペーンを実施していたこともあり、新規契約やMNPが多かったため、大きな純増につながった。ドコモは法人契約で大口の解約があったことが影響しており、前月から大きく純増数が減ったという。
MNP利用状況 | 差し引き |
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NTTドコモ | −4万3300 |
KDDI | 3万4500 |
ソフトバンクモバイル | 1万500 |
イー・モバイル | −1700(推定) |
番号ポータビリティ(MNP)の利用実績は、KDDIが3万4500件の転入超過で連続首位記録は11カ月になった。ソフトバンクは1万500件の転入超過、ドコモは4万3300件の転出超過となった。イー・アクセスは、正式な発表はないが、1700件の転出超過だったと想定されるが、イー・アクセスはMNPの利用数も公表していないため推定値となっている。
ウィルコムの月間純増数は5万4100件で、内訳はPHSが3万6100件、3Gが1万8100件。京セラ製のAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」がPHSと3Gの両方に対応しているほか、PHSの音声端末に3Gのモバイルルーター機能を一体化させた「PORTUS WX02S」、そしてPHSとAndroidスマートフォン/タブレットのセット商品なども拡販しており、WILLCOM CORE 3Gの契約も純増が続いている。
WiMAXサービスを提供するUQコミュニケーションズは、純増数24万5100件を獲得し、累計契約数は345万3300件となった。WiMAX対応のAndroidスマートフォンが好調なことと、WiMAX Speed Wi-Fiが依然好調なことが大きな要因だ。AXGP(SoftBank 4G)を提供するWireless City Planningの8月の純増は7万600件。累計契約数は26万1400件だった。
ウィルコム | 2012年8月純増 | 累計 |
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PHS | 3万6100 | 477万0200 |
WILLCOM CORE 3G | 1万8100 | 20万6500 |
計 | 5万4100 | 497万6700 |
UQコミュニケーションズ | 2012年8月純増 | 累計 |
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UQ WiMAX | 24万5100 | 345万3300 |
Wireless City Planning | 2012年8月純増 | 累計 |
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AXGP | 7万0600 | 26万1400 |
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