スマートフォンをどのように使っているかは、ホーム画面を見れば分かる――と言っても過言ではない(と思う)。ダウンロードしたアプリはもちろん、アプリの並べ方、フォルダの使い方、壁紙の内容、(Androidなら)ウィジェットの有無など、ホーム画面にはさまざまな個性が表れる。このコーナーでは、編集部が一般ユーザーから提供いただいたホーム画面(主に1ページ目)を、世代や属性別に紹介していきたい。
今回は高校生19人のホーム画面をお見せしよう。なお、19人は先日掲載した「スマホを買ったら入れておきたいアプリ10選――高校生編」のアプリ調査にもご協力いただいている。
まずは、現役女子高生社長の椎木里佳さんと、そのお友達のホーム画面から。椎木さんのホーム画面(iPhone 5)は、アプリアイコンの色がかわいらしくカスタマイズされている。Androidユーザーの友達1人のアイコンがピンク系統の色で統一されているのも女子高生らしい(乗換案内やLINEアイコンまで見慣れないピンクになっている)。アイコン色の変更は、アプリを使わないとできないことが多いので、スマホを使いこなしている印象を受けた。
iPhoneユーザーの画面は、初期状態からほとんど変わっていないものや、1ページ目から積極的にフォルダを活用しているものなどが見られた。「時間割」アプリを使っている人がいるのも高校生ならではといえる。
iPhoneユーザーの2人はフォルダをかなり使いこなしており、細かくアプリを管理している。INFOBAR A02ユーザーの画面はチョコレートのテーマを使っていて、とてもおいしそう。もう1人のAndroidユーザーは、フォルダとアプリをバランスよく散りばめている。
男の子らしく、ゲームやアニメの画像を壁紙にしている人が多い。パズドラを(画面下の)ドックに入れているあたり、夢中になっていることがうかがえる。
iPhoneユーザーは初期状態からあまり変えていない人、フォルダを活用している人がいるほか、ドックには「メッセージ」ではなく「デコメーラー」を置いている人も。コミュニケーションはLINEが主流だとは思うが、デコメールを活用している人も多そうだ。「勉強」フォルダがあるのも学生ならではだろう。4つのドックすべてにフォルダを置いているつわもの(?)もいる。
アプリの調査をした4人中、2人が画面を提供してくれた。
iPhoneユーザーはシンプルな画面だが、最後の行が空いているのが気になる。お店とゲームアイテム、デコパーツを並べてフェスティバルを作るゲーム「スヌーピーストリート」がお気に入りのようだ。Android(Xperia)ユーザーは、LINEゲームやパズドラが目立つ。4人の中で、乗換案内は「Y!乗換案内」を使っている人が多かった。
19人中、1ページ目にフォルダを活用しているのが確認できたのは12人。高校生は、比較的フォルダを活用している人が多いのかもしれない。LINEは16人が1ページ目に置いており(フォルダ格納も含む)、7人はドックに入れていた。あらためて、LINEがスマホの必須ツールになっていることを実感した。壁紙は、芸能人、アニメ、キャラクター、動物など、趣味が反映されたものが多かった。
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