シャープがSIMフリースマホ第2弾「AQUOS SH-M01」の販売を開始しました。これまでSIMフリースマホといえば、海外メーカー端末が主流で、国内メーカー端末はほとんどが大手通信事業者向けのものばかりでした。シャープ以外に富士通も乗り出しており、日本人にとっておなじみのメーカーのスマホがSIMフリーとして手に入るチャンスが徐々に広がってきています。
では、特徴を見ていきましょう。
高画質・省電力の約4.5インチ フルHD IGZO液晶ディスプレイを搭載し、3日間の使用が可能なので、充電を気にすることなく使えます。片手でも使いやすい幅約63mmのコンパクトな本体サイズで、約120gの軽量化を実現。F値1.9の明るいレンズによりブレやノイズの少ない鮮明な写真が撮影できる、高画質1,310万画素カメラを搭載しています。
寸法〈高さ×幅×厚さ〉 | 約128mmx63mmx9.8mm(最厚部:約9.9mm) | |
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質量 | 約120g | |
バッテリー容量 | 2,120mAh | |
ディスプレイ | 約4.5インチ 約1,678万色 IGZO(1,080×1,920ドット フルHD) | |
カメラ | 外側カメラ | 約1,310万画素 |
内側カメラ | 約120万画素 | |
CPU | MSM8974 2.2GHz(クアッドコア) | |
プラットフォーム | Android 4.4.2 | |
メモリ | 内蔵 | RAM 2GB、ROM 16GB |
外部 | 最大32GB(microSDHCカード) | |
AQUOS SH-M01のLTEバンドは以下のとおり。
機種 | AQUOS SH-M01 | ドコモ | ソフトバンク※ | KDDI |
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Band1 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Band3 | ○ | ○ 東名阪のみ |
○ | |
Band4 | ||||
Band6 | ||||
Band8 | ○ | |||
Band11 | ||||
Band18 | ○ | |||
Band19 | ○ | ○ | ||
Band21 | ○ | ○ | ||
Band26 | ○ | |||
Band28 | ○ 2015年1月以降 |
○ 2015年12月以降 |
○ 2015年1月以降 |
|
Band41 | ○ AXGP |
○ WiMAX2 |
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※ソフトバンクにY!mobileも含む |
本機種の提供先は、現時点では「楽天モバイル」のみです。待ちに待った国産SIMフリースマホだけに、より多くのMVNOで取り扱って欲しいものですね。
なお、楽天モバイルでは、AQUOS SH-M01に必要な初期設定がされているので、同梱されたSIMカードを挿すだけですぐに使えます。
(端末価格)
一括:57,024円
分割:初月4,124円 2カ月目以降 2,300円×23回
ベーシックプラン | 2.1GBパック | 4GBパック | 7GBパック | |
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月額料金 | 1,350円 | 1,728円 | 2,322円 | 3,196円 |
高速通信容量 | なし | 2.1GB ※最大150Mbps |
4GB ※最大150Mbps |
7GB ※最大150Mbps |
SIMサイズ | 通常 microSIM nanoSIM |
通常 microSIM nanoSIM |
通常 microSIM nanoSIM |
通常 microSIM nanoSIM |
(注意事項) ・音声通話が可能なプランのため、12か月以内に解約すると解約金がかかります。 ・料金プランの変更はできません。 ・初回申し込み時に初期費用(3,240円)がかかります。 |
いかがでしたでしょうか。AQUOSの一押しである高解像度ハイスペック機種を格安SIMで使えることにメリットを感じる方は多いと思います。国内メーカーが相次いで本格的にMVNO事業者向けに端末を展開することで、ワンセグ等のガラケー機能を持った機種が多様化してくれば、MVNOを選び、大手事業者とほぼ変わらずにスマホを格安で使うことができるようになることでしょう。
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