ヨドバシAkibaで夏モデル18機種を一斉テスト ベンチマークが最も優秀なスマホはどれ?最新スマートフォン徹底比較(2015年夏モデル編)(1/2 ページ)

» 2015年08月05日 19時59分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 キャリア3社が初夏に発表した「2015年夏モデル」のスマートフォンが店頭に出そろった。この夏はNTTドコモが8機種、KDDIは7機種、そしてソフトバンクが久しぶりに大規模な製品発表会を開催して4機種のスマホを投入。3社がグローバルモデルの「Galaxy S6 edge」「Xperia Z4」をラインアップするなど、iPhoneに続いて端末の横並び化が進んだ。

photo ドコモの夏モデルスマホ。上段左から「Galaxy S6 edge SC-04G」「Xperia Z4 SO-03G」「ARROWS NX F-04G」「AQUOS ZETA SH-03G」。下段左から、「Xperia A4 SO-04G」「Disney Mobile on docomo DM-01G」「AQUOS EVER SH-04G」
photo auの夏モデルスマホ。上段左から、「Galaxy S6 edge SCV31」「Xperia Z4 SOV31」「AQUOS SERIE SHV32」「isai vivid LGV32」。下段左から「HTC J butterfly HTV31」「TORQUE G02」「URBANO V02」
photo ソフトバンクの夏モデルスマホ。左から「Xperia Z4(402SO)」「Galaxy S6 edge(404SC)」「AQUOS Xx(404SH)」「AQUOS CRYSTAL 2(403SH)」

 とはいえ特定のキャリアでしか販売しない人気シリーズの最新機種や共同開発モデルもあるなど、選択肢の広さはAndroidならでは。またハイスペックモデルでは8コアプロセッサを搭載した機種が中心となる一方、ミドルレンジクラスも全体的なスペックの底上げが進み、どれを買っても間違いはない――という声も聞かれるようになった。こうなると、それぞれの性能差がどれくらいあるのかも気になるところだ。

 そこで各社2015年夏モデルのベンチマークテストを行い、CPUやグラフィックスの性能を計測してみた。今回はヨドバシカメラの旗艦店である「マルチメディアAkiba」(東京・秋葉原)にお邪魔し、閉店後の1階携帯電話販売コーナーで「Galaxy S6 SC-05G」を除く18機種をお借りしてテストを行った。

photo 「マルチメディアAkiba」1階のドコモコーナー
photo auコーナー
photo ソフトバンクコーナー

 ベンチマークはホットモックと呼ばれるデモ用の端末ではなく、SIMが入った製品版を使っている。各機種ともOSは発売時点のものだが、ソフトウェア更新は最新のものを適用した。アプリは端末の初期設定時にインストールされるものと、測定用のベンチマークアプリをインストール。そのほか省エネ設定などの項目は初期設定の状態にしている。できる限り「買った後に初めて使う」状態での性能を計測するためだ。

photo さぁさぁ、ベンチじゃベンチじゃ
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