7月26日、インターネットイニシアティブ(以降、IIJ)の本社(東京・飯田橋)にて“IIJの中の人”とのトークイベント「IIJmio meeting 8」が開催されました。中でも会場が大いに沸いたのが、ライトユーザ向けコーナー「みおふぉん教室」においてIIJスタッフが周囲に「みおふぉん」を勧めた結果を披露するというもの。
登壇者は、同イベントでおなじみ、ネットワーク本部技術企画室・佐々木氏、IIJmioサービス開発担当・村越氏、会員向けメールマガジンで「Miki’s Happy mio Life」コーナーを担当する、サービス推進本部・おがわ氏の3名。
「ファミリーシェアプランを作ったにもかかわらず、家庭では2年ほど『1人ファミリーシェアプラン状態』だった」という佐々木氏。奥様はFOMAガラケーユーザで切替に抵抗するなか、半ば強制的に試みるところから始まります。
手順は以下のとおり。
IMAPメール は当初、Androidの定番「K9mail」に絵文字のアドインをつけて使ってもらっていたところ、「メールサーバから吐き出されてきた」といったメッセージが出るたびに「壊れた」と指摘が来るように。その後ACCESS社「CpsmoSia」に切り替えたとのこと。
「メール端末にはメールが来ない」ことを伝えつつ、最低限の使い方をレクチャー。
IIJmio meeting初登場の村越氏は「知人女性の母親(沖縄在住)にSIMフリータブレットを提案」というなかなかハードルの高い挑戦を強いられました
「IIJmioプリペイドパック 2GB(3,791円)」をどれくらいで使いきるか調べてもらうところから始めたそう。
SIMフリータブレットはスタンドが便利で持ちやすいことから「YOGA Tablet 2」を選択。意外だったのは、メーカーの国を聞かれたこと。
「機器セットアップのサイクルを20回くらい行った」という村越氏。
いざ、導入してみると、YouTubeを流しっぱなしで寝てしまったのが影響し、3日で2GBを使い切ってしまったとのこと。…想定以上に動画コンテンツを視聴しているのでIIJmioが提供するプランではとても足りません。そこで、家電量販店にて無線LAN APを購入してもらうことで、今では快適にタブレットを使ってもらっているとのこと。
「『格安SIMがよくわからず不安』というのが二の足を踏んでしまう理由のひとつ」とおがわ氏。メルマガやSNS等通じて「みふぉんへ」の移行手順書を掲載したところ、初心者ユーザからの反応も上々。たとえば、「登録Apple IDの変更はまず最初にしよう」や、「メルマガ等のアドレスは変更しよう」など。移行方法がわかれば「わたしにもできるかも!?」という心理が働き、続々と質問が来るようになったといいます。
次なる壁は「違約金」。キャリア契約の場合、2年縛りが通常なので、違約金の契約残月なども含めて周囲から相談された際、試算したといいます。
周囲に勧めた結果、一番ニーズとして多かったのは「SIMフリー端末の新規購入パターン」。その他、「通話用にガラケー+データ通信でiPadの組み合わせ」など。一方、お勧めしないケースは、「通話メイン」「旦那様が仕事と兼用でスマホを使用」「自宅の固定回線とセット割引」と、具体的に開示。
逆に勧めにくい環境は、
まさに三者三様の結果となりましたが、自分自身も含め、しっかり基本をおさえていく必要がありますね。
(文・SIM通編集部)
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