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» 2015年11月10日 16時15分 UPDATE

5分で知る最近のモバイルデータ通信事情:Y!mobile、一部で速度制限を緩和も「305ZT」は対象外/ドコモのspモードが他社端末でも利用可能に (1/2)

Y!mobileが一部製品で「直近3日間」の通信速度制限を緩和。しかし「無制限」をうたいながら後に速度制限を行った「305ZT」は対象外だ。WiMAX 2+は帯域の拡張が完了し、一部を除く全国でCAが利用可能になった。

[島田純,ITmedia]

Y!mobileが「直近3日間」の速度制限を緩和 「305ZT」は制限緩和なし

 ソフトバンクは、Y!mobileブランドのモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 502HW」(以下、502HW)向けの料金プラン「Pocket WiFi2」で通信速度制限を緩和し始めた。

 従来は「直近3日間で1Gバイト」となっていた通信量を「直近3日間で3Gバイト」に、また制限時の速度を「YouTube動画等のHD画質レベルが閲覧できる程度」へと、それぞれ制限が緩和された。

新端末「502HW」向けに通信速度制限を緩和 Y!mobileが新端末「502HW」向けに通信速度制限を緩和

 502HWは、接続可能な通信方式をAXGPに限定する「アドバンスモード」に対応しており、アドバンスモードで接続中には月間の通信量が無制限になる。このため、緩和された「直近3日間の速度制限」とあわせて、速度制限による影響を抑えて利用できるようになるだろう。

 Y!mobileはその後、「Pocket WiFi 401HW」(以下、401HW)向けの新プラン「Pocket WiFiプランSS」でも、直近3日間の通信量を1Gバイト→3Gバイトへと条件を緩和した。ただし、制限時の速度が「HD画質動画が閲覧できる程度」とは明記されていないため、制限されてからの速度については従来通りの可能性もある。

 401HW向けの新プランは、月間の通信量が5Gバイト(キャンペーンによって7Gバイトまで利用可能)に抑えられているため、直近3日間の通信量に基づく制限が常にかかるような状態で常用するのは難しいが、それでも速度制限が緩和されるのは歓迎だろう。

 新機種である502HWだけでなく、既に発売中の機種向けにも適用される速度制限の緩和だが、一方で「Pocket WiFi 305ZT」(以下、305ZT)は対象に含まれていない。

 305ZT向けの料金プランは本来、「直近3日間1Gバイト」で通信速度制限がかかるものであったが、実際には販売開始から数カ月間の間、速度制限が実施されなかった。また、305ZTを販売するショップなどでは「直近3日間の速度制限なし」という説明を受けることもあり、サービス内容を“無制限”誤解して契約したユーザーも少なくないだろう。そのため、2015年4月に直近3日間の通信量に基づく速度制限を開始した際は、利用者からの反発が大きくなったという経緯がある。

速度制限によって大きな反発を招いた305ZT 速度制限によって大きな反発を招いた305ZT

 305ZTは、その後追加された「アドバンスモード」によって、月間の通信量上限が無い状態で利用可能となったが、アドバンスモード接続中であっても「直近3日間で1GB」の速度制限は今も変わっていない。仮に、305ZT向けの速度制限が502HW向けと同様に緩和されれば、月間の容量制限がない「アドバンスモード」接続中に関しては、通信速度制限が緩くなることで速度制限の対象となってもある程度実用的な実効速度で利用出来ることが期待できそうだ。

UQ、W01に新色「BERRY(ベリー)」を投入 CA対応エリアの全国化はアナウンス済み

 UQコミュニケーションズは、「Speed Wi-Fi NEXT W01」(以下、W01)の新色となる「BERRY(ベリー)」を11月6日に発売した。カラーは以前からあるMARINE(マリン)、WHITE(ホワイト)を合わせた3色展開となる。

W01は新色「BERRY(ベリー)」を加えて3色展開に W01は新色「BERRY(ベリー)」を加えて3色展開に

 W01は2015年1月の発売から9カ月以上が経過しており、端末そのものに目新しさはない。このタイミングでUQがW01の新色を投入する狙いとしては、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション(CA)が全国に広がり、下り最大220Mbpsが利用できるエリアが広がったことが関連していると思われる。

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