BMW、MicrosoftのIoT技術採用のiOS版アシスタントアプリを発表

» 2016年04月01日 11時34分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 独自動車大手のBMWは3月31日(現地時間)、米Microsoftの年次開発者会議「Build 2016」において、Microsoft Azure上に構築したドライバーアシスタントサービス「BMW Connected」を発表した。北米のBMW車オーナーは、iOS版の専用アプリをApp Storeからダウンロードできる。

 bmw 1 BMW Connectedは車のダッシュボードでも、iPhondでも利用できる

 BMW Connectedは、Microsoft Azure上に構築したクラウドサービス「Open Mobility Cloud」で稼働する。リアルタイムの交通情報、ユーザーの予定表や連絡先、受発信したメッセージやアプリ、過去の運転履歴などに基づいた情報をドライバーに提供する。

 bmw 2

 米GoogleのWazeのようにリアルタイムの渋滞情報を反映したナビ機能や、米AppleのCarPlayのような電話やメッセージの着信のプッシュ通知などだけでなく、予定表と位置情報に基いて目的地への出発を促したり、アプリから車をロックすることも可能。さらに、目的地にいる(連絡先に登録されている)相手に到着予告を通知する機能などもある。

 bmw 3 BMW Connectedアプリ

 同アプリを使うには、BMW ConnectedDriveアカウントでログインする必要がある。

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