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» 2017年01月11日 12時00分 UPDATE

ともにHuawei製:auからWiMAX 2+ルーターが2機種登場 下り・上りともに通信が高速化

auの2017年春モデルとして、モバイルタイプと据え置きタイプのWiMAX 2+ルーターが登場する。両機種ともに下り・上りの通信速度の向上していることが大きな特徴だ。

[井上翔,ITmedia]

 KDDIと沖縄セルラー電話は1月11日、Huawei製WiMAX 2+ルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04」「Speed Wi-Fi HOME L01」を2月中旬以降に発売することを発表した。

 両機種ともに「4×4 MIMO」と「キャリアアグリゲーション(CA)」の併用で下り最大440Mbpsの高速通信に対応している。また、上り通信についてもCAの適用と「64QAM」変調の採用で最大30Mbps(従来比の3倍)に高速化している。

(記事中の通信速度は全て理論値)

Speed Wi-Fi NEXT W04

 W04はモバイルタイプのWiMAX 2+ルーター。従来のモバイルWiMAX 2+ルーターとは異なり、縦型のデザインを採用したことが大きな特徴だ。ボディーカラーはグリーンとホワイトの2色を用意する。ボディーサイズは約130(高さ)×53(幅)×14.2(奥行き)mmで、重量は約140gだ。

W04(グリーン) Speed Wi-Fi NEXT W04(グリーン)
W04(ホワイト) Speed Wi-Fi NEXT W04(ホワイト)

 通信モードは、通信速度重視の「ハイパフォーマンス」、CAの利用に一定の制限を加えることで9時間以上(公称値)のバッテリー持ちを実現した「ノーマル(デフォルト)」、CAの利用を禁止してよりバッテリー持ちを長くする「バッテリーセーブ」の3つを用意している。WiMAX通信機能は備えていない。

 無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応しており、最大10台まで同時接続できる。NFCの読み取り機能のある端末なら、W04とタッチするだけで無線LANの接続設定が可能だ。Bluetoothテザリング(PAN)にも対応している。USBテザリングや充電時に利用するUSB端子は、Type-Cだ。メーカーオプションで、有線LAN端子付きの充電クレードルも用意している。

W04用クレードル メーカーオプションとして用意されるクレードル。有線LAN端子を搭載しており、ホームルーターとして活用することもできる

 W04は「au世界サービス(旧:グローバルパスポート)」に対応しているため、auが提携している通信事業者のLTEエリアおよびUMTS(W-CDMA)エリアでデータローミングを利用できる。

Speed Wi-Fi HOME L01

 L01は据え置きタイプのWiMAX 2+ルーター。円筒形のシンプルなデザインで、ボディーカラーはホワイトのみを用意する。ボディーサイズは約180(高さ)×93(幅)×93(奥行き)mmで、重量は約493gだ。

Speed Wi-Fi HOME L01 Speed Wi-Fi HOME L01

 無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応している。L01では2.4GHz帯と5GHz帯の無線LANを同時に利用可能で、各周波数帯において最大20台まで(計40台)同時接続できる。電波強度は3LDK(70〜80平行メートル)の集合住宅でも1台でスムーズに通信できる程度だという。NFCの読み取り機能のある端末なら、W04とタッチするだけで無線LANの接続設定が可能だ。また、本体裏のQRコードを読み取ることでスマホ・タブレットから初期設定を行うこともできる。家庭内での利用を想定して、有線LANポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応)も2つ用意している。

 なお、本体にはUSB 2.0端子も備え付けられているが、「将来の機能拡張のため」(関係者)のもので、現時点では利用できない。

L01の背面 背面には、Gigabit Ethernet端子が2つ用意されている。USB 2.0端子も1つあるが、現時点では利用できない

 WPS(Wi-Fi Protected Setup)を使った簡単接続、通信モード変更や本体のソフトウェア更新は、本体に備え付けのボタンだけで実行できる。また、本体のLEDインジケーターは消灯することもできる。

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