UQ、WiMAX 2+の速度制限を緩和――「3日で3GB」から「3日で10GB」に

» 2016年12月22日 17時06分 公開
[田中聡,ITmedia]

 UQコミュニケーションズは12月22日、WiMAX 2+の速度制限を緩和することを発表した。

 変更後は3日間のデータ通信量が10GBを超えると、その翌日の18時頃から翌々日2時頃まで、通信速度を制限する。変更後の速度は「おおむね1Mbps」で、「YouTube動画の標準画質を閲覧できるレベル」だという。新しい速度制限は2017年2月2日から運用する。

 WiMAX 2+では当初、3日間のデータ通信量が3GBを超えると、その翌日13時頃から24時間、速度を「YouTube動画の標準画質が閲覧できるレベル」まで制限していた。2015年7月15日からは、暫定措置として、制限後の速度を「YouTube動画のHD画質レベルが閲覧できるレベル」に緩和していた。

 今回は、制限後の速度は当初の「YouTube動画の標準画質が閲覧できるレベル」に戻るが、

  • 制限の基準が「3日で3GB」→「3日で10GB」
  • 制限を掛ける時間帯が「翌日13時頃〜翌々日13時頃(24時間)」→「翌日18時頃〜翌々日2時頃(8時間)」

 に緩和される。

WiMAX 2+ 見直しのポイント

 これにより、1カ月で最大100GB相当の通信が制限なしで可能になるほか、18時〜2時以外の時間帯(早朝やランチタイムなど)は速度制限の対象にならない。

 UQコミュニケーションズによると、今回の緩和は「ネットワーク利用の公平性」と「ユーザーの利便性最大化」を両立させるために行ったという。WiMAX 2+では一部のユーザーが膨大な通信を行っているが、月額料金はどのユーザーも4380円で変わらないため、不公平な状況が生まれていた。そこで、制限なしで使える時間帯とデータ量を拡張することで、公平性の確保に努めたというわけだ。

 またWiMAX 2+の場合、固定回線として使っている人も多いため、昼間に混雑するモバイル回線(LTE)と異なり、トラフィックは夜間に集中する。しかしそれ以外の時間帯では制限なしでも問題ないと判断し、今回の緩和につながった。

WiMAX 2+ 見直しにあたっての考え方

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