2017年2月13日〜2017年2月19日
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年2月13日から2月19日までのアクセスランキングを集計しました。
2月17日(日本時間)に行われた「Pokemon GO(ポケモンGO)」のアプリのバージョンアップでは、「ポケットモンスター 金・銀」のモンスターが本格的に追加されました。それに伴い、同アプリに関連する記事がトップ10の中で7つを占めたことが今回のランキングの特徴です。
ランキング1位の「ポケモンGOでイーブイを『エーフィ』『ブラッキー』に確実に進化させる方法」は、イーブイの新たな進化形として登場したエーフィーとブラッキーに関する記事です。
先述のバージョンアップまで、Pokemon GOには進化に「いし」が必要という概念はありませんでした。また、今回のバージョンアップでも、Pokemon GOにはポケモン金・銀で追加された「なつき」「時間」といった進化要素が実装されていません。そのため、ポケモンのゲームシリーズではコントロールできるイーブイの進化が、Pokemon GOではほぼ完全に運任せとなってしまっています。
しかし、この記事で紹介されているように、イーブイに特定の名前を付けることで、1回だけ進化先をコントロールできます。本当は進化をコントロールできることが理想ではありますが、Pokemon GOとしての「一貫性」を考えると、今後もイーブイの進化を意のままにできることはなさそうです……。
ランキングの3位にはバージョンアップの概要を伝える記事「ポケモンGO、今週末に金・銀ポケモン80種類以上追加 ポケモンの性別や新たな道具も」が入りました。
今回のバージョンアップでは、ニドラン以外のモンスターにも一部を除き「性別」という概念が導入されました。この概念は「たまご」システムと合わせてポケモン金・銀で追加されたものです。
ポケモン金・銀の場合は「こうげき」の個体値で性別が分かれ、オスとメス(か、オス・メスいずれかとメタモン)をセットにして「育て屋」に預けるとたまごがもらえて、一定歩数歩くとたまごから親の技を受け継いだ子供がかえる、という仕組みになっていました。
しかし、初期段階からたまごシステムを導入しているPokemon GOでは、現時点で性別を意識できるのは一部のモンスターにおける見た目の違いだけです。オス・メスで見た目が変わる代表例が、ランキングの第7位「しっぽが丸い! 珍しい『ピカチュウのメス』を簡単にゲットする方法」にもあるピカチュウです。今後、Pokemon GOにも育て屋が登場したり、バトル相手の性別によって効果が変わる技が導入されたりすると、見た目以外でも性別が生きることになりますが、実装される日は来るのでしょうか……。
Pokemon GO関連以外の記事では、MVNOサービス(格安SIM)と一部大手キャリアの純正回線の通信速度を計測する「通信速度定点観測」の1月計測分の記事がよく読まれました。
6位に入ったau・Y!mobile編では、ソフトバンクのサブブランドである「Y!mobile」と、KDDI子会社が提供する「UQ mobile」が強さを見せました。一方、10位のドコモ編では、今まで好調だった「LINEモバイル」の勢いに陰りが見えたところ大きなトピックといえるでしょう。
MVNOサービスは通信帯域単位で大手キャリアから通信ネットワークの一部を借りています。帯域を多く買えば買うほど快適な通信を提供できる反面、そのコストをどうやって利用料金に転嫁するのかという問題も生じます。MVNOサービスで混雑時間帯の通信速度が安定しないのは、帯域確保とコストのバランスのかじ取りが難しいことの表れでもあります。
通信速度テストの情報は、MVNOサービスを選択する上で有益な情報の1つです。ぜひ、過去の定点観測の結果も含めて役立てていただけると幸いです。
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