NTTドコモは6月22日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製Androidスマートフォン「arrows SV F-03H」「arrows NX F-01J」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSのOSはAndroid 7.1.1で、ビルド番号はF-03Hが「V07R043A」、F-01Jが「V09R052E」となる。
両機種にOSバージョンアップを適用すると、2つのアプリを同時に画面表示する「マルチウィンドウ」機能、通知エリアからのインライン返信機能、画面表示の拡大・縮小機能など、Android 7.0以降で新規に追加された機能を使えるようになる。また、Android 6.0から追加された省電力機能「電池の最適化(Dozeモード)」の適用範囲が拡大している。
その他、主要な機能追加・改善、仕様変更と不具合修正は以下の通り。
OSバージョンアップは、端末単体で行う。所要時間はF-03Hが45分、F-01Jが49分とされているが、端末内のデータやアプリの状況によって時間は前後する。本体内のデータは保持されるが、念のために重要なデータはmicroSDやPCなどにバックアップ取ることをお勧めする。
更新ができる状態になると、通知にその旨が表示される。表示されていない場合は、端末設定から「端末管理」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」→「今すぐ更新」と進み、更新の有無を確認しよう。
ただし、過去のソフトウェアアップデートを適用していない場合は、先に旧バージョンのOS(Android 6.0)における最新ソフトウェアにする必要があるので注意しよう。
更新データのダウンロードは、Wi-Fi(無線LAN)かドコモのLTE(Xi)/3G(FOMA)回線で行う。LTE/3G回線を使う場合、パケット通信料金は無料だが、「spモード」の契約が必須で予約ダウンロードのみとなる。予約ダウンロードの場合、時間帯はアップデートプログラムが自動的に指定する。すぐにダウンロードしたい場合は、Wi-Fi接続を利用しよう。
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