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» 2017年09月12日 06時00分 公開

次期iPhoneはどうなる?:新型iPhoneの「価格」「ネットワーク」は? 「SIM」目線で気になるところは? (1/2)

新iPhoneが日本で発売されたときに注目したいのが、通信キャリアの施策。価格はキャリアがコントロールするところでもあるが、2017年はどうなる? 通信速度の高速化や、MVNOとの関係も気になるところ。

[田中聡,ITmedia]

 9月13日午前2時に発表されることが濃厚の新型「iPhone」。iPhone 7/7 Plusのアップデート版である「iPhone 7s」と「iPhone 7s Plus」の2台に加え、プレミアムモデル(「iPhone 8」「iPhone X」などと言われている)の3台が発表されるとみられている(製品名は全て仮称)。いずれのモデルも日本で発売されるのは確実とみていいだろう。

 これまでは、画面サイズやカメラ、Touch IDの有無など、ハードウェア自体の進化(変更点)を追ってきたが、日本で発売された場合、どんな点に注目すればよいのだろうか。価格、ネットワーク、MVNOなどの点からまとめたい。

iPhone こちらは「iPhone 7」

価格はいくら?

 実際に購入するとなると、やはり気になるのが価格。まずはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクがiPhone 7/7 Plusを発売した当初の価格を振り返りたい(全て税別)。

 一括価格はiPhone 7が7万円台〜10万円台、iPhone 7 Plusが8万円台〜11万円台だった。ここから毎月の割引を24回分引いた実質価格は、iPhone 7が1万円台〜4万円台、iPhone 7 Plusが2万円台〜6万円台だった(ストレージ容量によって価格は異なる)。

 ちなみにApple Storeでの価格はiPhone 7が7万2800円〜9万4800円、iPhone 7 Plusが8万5800円〜10万7800円。

 総務省が制定した「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」によって“実質0円”が禁止され、派手な割引ができなくなったこともあり、新iPhoneの価格もiPhone 7/7 Plusから大きく変わらなさそうだ。

 また、プレミアムモデルのiPhoneは、搭載する有機ELが液晶パネルよりも高価なため、本体価格が1000ドル(11万円)を超えるともいわれている(9to5Macの記事)。ただ、これはiPhone 7/7 Plusより極端に高いわけではない。iPhone 7/7 Plusの256GBモデルは3キャリアとも10万円を超えており、iPhone Xの低容量モデル(64GBなど)が、iPhone 7s/7s Plusの256GBモデルと同じ価格帯になる可能性が高い。

 2017年に改定された「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」では、スマートフォンの実質価格は「2年前の同型機種の下取り価格以上を目安とする」ことが定められた(関連記事)。

iPhone 総務省の「ガイドライン」が、新iPhoneの前にも立ちはだかる

 今ら2年前に発売されたiPhoneは「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」なので、iPhone 6s/6s Plusの下取り価格が1つの目安になる。現在、ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、2017年9月1日以降の下取り価格を公開しているので、チェックしていこう。

 iPhone 6sの下取り価格(税別、以下同)は、ドコモが2万5000円、auが2万1600円〜2万9160円、ソフトバンクが2万6666円。iPhone 6s Plusの下取り価格は、ドコモが2万7777円、auが2万9160円〜3万1320円、ソフトバンクが2万8888円。ドコモとauの下取り価格は2017年9月1日〜9月30日の期間が定められており、10月1日以降は変更される可能性があるが、少なくとも9月の実質価格が上記の下取り価格を下回ることはない。

 つまりiPhone 7sの実質価格はドコモが2万5000円、auが2万1600円〜2万9160円、ソフトバンクが2万6666円、iPhone 7s Plusの実質価格はドコモが2万7777円、auが2万9160円〜3万1320円、ソフトバンクが2万8888円以上になるのは確実だ。

iPhone ドコモのiPhone下取り価格(税込)
iPhone auのiPhone下取り価格(税込)
iPhone ソフトバンクのiPhone下取り価格(税込)

auの新料金プランには対応する?

 KDDIが7月に提供している新料金プラン「auピタットプラン」と「auフラットプラン」には、現在のところ、auのiPhoneに新規契約または機種変更したタイミングでは適用できない(既存のiPhoneユーザーがプラン変更のみすることは可能)。従って、翌月から12カ月、利用料金から1000円割り引かれる「ビッグニュースキャンペーン」や、24回払い後に48回の割賦代金から半額が免除される「アップグレードプログラムEX」は利用できない。

 iPhoneの新規契約・機種変更時の新プラン対応について、KDDIの田中孝司社長は「協議中。(新型iPhone発売の)秋に向かっていろいろあるが、Something Similar(Androidと同様になる)と思っている」と話しており(関連記事)、新iPhoneがピタットプランとフラットプランに“フル対応”する可能性は高い。

 料金が段階制になって安くなり、12カ月で計1万2000円の割引があり、端末代が実質半額になるメリットは大きい。ドコモとソフトバンクのキャンペーン次第ではあるが、新料金プランの対応が、au iPhoneの販売を大きく後押しするかもしれない。

iPhone 「アップグレードプログラムEX」は、48回払いの割賦金のうち24回分を払うと、残りの端末代が免除される(端末は回収する必要がある)
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