OPPOの新フラグシップ「Find X」は切り欠きなし、スライド式カメラで画面占有率93.8%

» 2018年06月21日 08時35分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国OPPOは6月20日(現地時間)、中国北京で開催したイベントで、新フラグシップAndroidスマートフォン「Find X」を発表した。中国では29日に発売予定。価格は発表されていない。日本で発売されるかどうかも不明だが、この端末で欧州市場に進出する。

 find 1

 先日中国Vivoが発表した「NEX」と同様に切り欠きなしのほぼベゼルレスで、NEXより高い画面占有率93.8%を実現した。カメラはスライド式で上部に出てくる仕組みだ。

 find 2 カメラはスライド式

 指紋認証センサーはなく、3Dマップによる顔認識技術採用のロック解除を使う。

 find 3 顔認識用センサー類
 find 4 ほぼベゼルレス

 この他の主なスペックは、ディスプレイは6.42型(1080×2340ピクセル、19.5:9)の有機EL、プロセッサは米QualcommのSnapdragon 845、メモリは8GB、ストレージは256GBでMicroSDスロットはない。カメラはリアは1600万画素と2000万画素のデュアルで、フロントは2500万画素。バッテリーは3830mAh。サイズは156.7×74.2×9.6mm、重さは186g。筐体はガラスで、縁はアルミ。色は赤と青の2色だ。

 同社は19日にフランスのルーブル美術館でもイベントを開催し、Find Xを披露した。欧州では伊スポーツカーメーカーのLamborghiniと提携し、LamborghiniモデルのFind Xを発売する。こちらの価格は1699ユーロ(約21万7000円)。

 find 5 ランボルギーニモデル

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